タマネギ は種

昨秋、職場の方からムラサキタマネギをいただきました。 我が家の名シェフがそれを使ってマリネを作ってくれました。 普通のタマネギに比べて色合いが良いこともあって、美味しく頂きました。 その後、頂いたタマネギがなくなっても、スーパーから買ってきて、朝夕の食事に出てきているのですが、全く飽きることはありません。
もう少し若いころなら、頂いた分だけ食べて終わっていたと思うのですが、
「タマネギは血液をサラサラにする、血圧を下げる」
など健康に良いと言われており、夫婦伴に60代に入り健康を強く意識するようになっていることもあって、しかも、私が野菜のタネをまいて育てるのが好きなことから、初めてタマネギのタネをまいてみました。
2018.3.24
ホーマックでセルトレイ(72穴)を買ってきました。
タネを3月24日にまきました。
4月1日現在(は種後8日目)、発芽も揃い、大きいものは4cm程に成長しています。

札幌市農業支援センターの職員の方に栽培法を尋ねると、
通常、農家さんは3月上旬にタネを播き、5月上旬に畑に定植するとのこと。 定植までの育苗期間は60日程必要で、その間、伸びた葉を2~3回切り取り、茎の太いしっかりした苗に育てるのだそうです。

私のタネ播き(3月24日は種)については、
「は種が3月末なので、定植を5月下旬して、収穫を少し遅らせば、何も問題はないとのこと。 通常、札幌のタマネギを栽培している農家さんは、8月に※根切りを行い、その後1~2週間乾燥させて収穫するが、私の場合は、9月にそれをすれば良いとのこと。
 
2017.8.8    東区百合が原                            2015.9.15. 東区丘珠

左の写真は、根切り直前のもの(たまねぎは、十分肥大すると、葉の根元と球をつなぐ部分が中空になって弱くなり、葉が自然に倒れる)
右の写真は、根切り後乾燥させて、収穫直前のタマネギ

※根切り
⓵ 方法:株を引き抜いて、横に寝かせておく。
② 目的:栄養がどんどん運ばれて球が肥大すると外側の皮が破れてしまうので、それを防ぐためと、玉の水分を抜き乾燥させて、病気の発生を防ぎ、長期間保存ができるようにするため。

なので、少量で長期保存の必要のない家庭菜園では、玉が大きくなったものから順次引き抜いて食べれば良し。 しかし、畑に置きすぎると玉が割れる場合があるとのこと。