百合が原公園 ムスカリの道

5月8日(金)に百合が原公園に行ってきました。 昨年の秋以来半年ぶりです。 空は快晴。 気温はこの時期としては高めで、サイクリングには最適の日和でした。 ただし、風が強く、しかも突然の突風や横風、方向性の定まらない風など、自転車をこぐのに難儀しました。


画像は百合が原公園の施設配置図。 「ムスカリの道」は世界の庭園と芝生広場の間にあります。 延長100m弱、幅は15~20mくらいで、中央に細い園路が設けられています。 チューリップとムスカリはちょうど見頃を迎えていました。

チューリップとムスカリ。
2020.5.8 2020.5.8 2020.5.8
ムスカリの青紫の中にチューリップの鮮やかさが目を引きます。 左手に見える石造りの塔はサイロ展望台。

それにしても、以前はもっとムスカリの青紫が濃かったような気がします。 原因は、 昨年?植替えしたときに植込みの間隔を広げたのでしょうか? 少々残念。

2020.5.8
休憩所の背後に並ぶ樹木はハルニレ。 ちょうど花が終わって、種子の周りにつく翼
が緑色をしていて、新葉のように見えます。
⇒ ハルニレ 開花

2020.5.8
園路右側はカツラの生垣。 新芽が赤褐色。 園路左手の黄色い花はレンギョウ。その手前の草はユリ。 園内で最初に咲くタケシマユリのようです。

 

 

 

百合が原公園

秋の七草の一つ、フジバカマの花を撮るために百合が原公園へ行ってきました。 しかし、フジバカマはまだ一部咲きで、写真に収めるには少し早いようで、満開になるのは10月中旬以降のようです。 しかし、園内には今年最後の輝きを放っている花がいくつかありました。
  2018.10.4
左側の写真中央に黄色の線が走っています。 キバナコスモスです。 長さは100mくらいあるのでしょうか。
キバナコスモスの背後の建物はリリートレインの駅舎。 その背後に並ぶ樹木、ハルニレなどは黄葉が始まりかけています。
2018.10.4
園路両側に薄ピンクの花が咲いています。 コルチカム。 今、街中の公園、街路樹桝、個人の庭でよく見かけます。
⇒ コルチカム
2018.10.4
園内中央にある芝生広場西側にダリア園が設けられています。 品種ごとに列状に植えられていて、品種数は100を超えるのではないでしょうか。 夏の終わりから咲き始め霜が降りるまで咲き続けます。 特に秋口に輝きを放ち、この時期にこれに優る美しさを持つ花はないのではないでしょうか?

2018.10.4
ダリアの花色は白、ピンク、赤、黄、紫と多様で幅が広く、無い色はブルー系だけです。 花の咲き方も、一重咲き、八重咲き、菊咲き、ポンポン咲きなど多種多様です。 草丈も30cm前後~1.0mを超えるものまで幅があります。
しかし、これほど魅力的なダリアも、個人の庭では、この時期によく見かけるシュウメイギクなどと比べるとあまり見かけません。

ダリアのいもはダイコンやサツマイモと同じで根が肥大したもので塊根と呼ばれます。 札幌では植えっぱなしにすると死んでしまいます。 越冬しないのです。 ので、それを掘り上げて枯死しないように一冬保存しなければなりません。 寒さで死んでしまわない程度の暖かさと冬期間に芽が動き始めない適当な寒さ、そんな条件の場所をつくるのはなかなか難しことです。
園芸書には、「ダリアのいもを新聞紙に包んで段ボール箱に入れて、暖房のない部屋に保管する」などと書かれていますが、現在は建物全体を温める住宅が多く、そのような場所を確保するのが難しくなっています。 昔も今も冬場のダリアのいもの保管は手間がかかり、なかなか難しいのは変わりないようです。