イヌコリヤナギ 冬芽


2015.12.5
冬芽は、対生する。 ときに亜対生や互生も見られる。 仮頂芽は2個付く。冬芽は小さく、長さ3~5mmあり、長卵形、いくらか扁平し、先がとがり、伏生(枝にそう)する。 花芽は大きく、、長さ6~8mmあり、長卵形で先がとがる。 芽鱗は1枚で、帯紅紫ないし紫褐色をし、、無毛である。(落葉広葉樹図譜)
写真の冬芽は花芽のようで、対生しています。 画像だけを見ると、カツラの冬芽に良く似ています。

コリヤナギ(Slix koriyanagi)という 別種があって、朝鮮半島原産で、枝は行李の材料で、昔は水田で栽培されたが、今は少なくなった(樹に咲く花)。 イヌコリヤナギは行李にはできない役に立たないコリヤナギで、イヌコリヤナギなのだそうです。