シベリアザクラ

追記:9月23日:オヒョウモモの葉(先ず、下にある5月23日のブログを読んでいただくと、理解しやすいです。)
5月23日のブログでオヒョウモモ(シベリアザクラ)の葉について、葉が大きくなるにつれて、もっとオヒョウの葉に似てくるのではないか?と書いたのですが・・・・・・。
この写真は、自宅近くにある前回のブログと同じ樹です。新葉時には、将来オヒョウの葉に似てくるような葉の切り込みがあったのですが、十分成長した葉では、その切込みがオヒョウの葉のようにならないで、ありふれた普通の葉になっています。この樹を万遍なく見渡したのですが、オヒョウを想像させる葉は見つけられませんでした。
オヒョウモモ
2012.9.23
夏場にシュート気味の枝から出てくる葉も、オヒョウの葉を連想させるものはなく、極一般的な葉形をしています。
図鑑では、それらしい葉の写真が載っているのですが、オヒョウもどきの葉が出てくる樹が多数派で、私のご近所のオヒョウモモが少数派とは言い切れないような気がします。普通の葉になるオヒョウモモも案外多いのではないでしょうか?そう考えると、オヒョウモモという名前は、言いづらく、語感というか、その名前の響きがいまいちですので、極寒に咲くサクラ、シベリアザクラの方が雰囲気が出ていて、ネーミングとしては一枚上のような気がします。
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5月23日のブログ
我家に程近いお宅の庭に、毎年、この時期になると、ピンクのきれいな花を咲かせる樹があります。大きさ(樹高)は3m程です。
オヒョウモモ
2012.5.17
名前をオヒョウモモといいます。オヒョウモモの名前の由来は、葉がニレ科のオヒョウに似ているところからつけられたようです。まだ、展葉したばかりで、葉の形はオヒョウに似ていませんが、もう少し成長すると、オヒョウに似た葉も出てきます。
オヒョウモモ
2012.5.17
本物のオヒョウの葉は、こんな形をしています。似ているといえば似ているような気がします。なんとなく似ている雰囲気はありますね。
オヒョウ
2011.5.30 藻南公園
この樹についていたラベルには、シベリアザクラと書かれています。園芸店ではこの名前で売られているのでしょうか?オヒョウモモの原産地は中国北部ですが、寒いところでも枯れずにきれいなサクラの花を咲かせる樹を売り出そうと、中国より北方の極寒地であるシベリア のほうが、洋風で寒さに強い樹である印象を消費者に与えると思って、園芸店ではこの名前をつけたのでしょうか?確かに、ネーミングとしてはシベリアザクラのほうに分がありそうです。
近所で、樹はまだ小さいですが、このシベリアザクラを植えているお家が2軒ありました。
オヒョウモモ
2012.5.17
花は八重咲きです。大きさは、2cm前後で、小さい花が枝にびっしりつきます。花弁数が多いので数えてみました。全部で58枚ありました。
059 オヒョウモモ2012.5.17
バラやボタンなど花弁数の多い品種では、その数が100~150枚になるようです。このオヒョウモモも小さい花ですが、花弁数は多いです。上の写真を見ると、花心雄しべの本数はまだかなり残っているので、もっと花弁数の多い花が咲く樹もあるかもしれません。
インターネットで調べると、オヒョウモモは、帯広地方に多く植えられているようです。そこからは少し場所は離れていますが、北見地方ですばらしくきれいなオヒョウモモ が載っているウェブサイトを見つけましたので紹介します。近くの方は立ち寄ってみてください。
http://blogs.yahoo.co.jp/rrrcs083/7244086.html

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