カルミア 

今、札幌の街で個人の庭をちらっとのぞくと、大きな花房に花を一杯咲かせた満開シャクナゲを見ることができます。 それと同じ仲間(常緑性)のカルミアも満開で
す。
カルミア
2015.6.19
近所で見つけたカルミヤ。 樹高は約2m。 葉がほとんど見えないくらい樹冠一杯に花を咲かせます。同じ仲間のシャクナゲに比べて格段に花もちがいいので、長く花を楽しめます。
この樹でどれくらいの年数がたつのでしょうかね。私も自分の庭にカルミヤを植えたことがあります。 30cmくらいのものを植えたのですが、なかなか成長しない、大きくならなかった記憶があります。 カルミア
2015.6.19
花は五角形で内側に斑点がつく。 つぼみは朱色を帯びた赤で金平糖のような形をしています。 その花弁が開くと薄ピンクに変化します。カルミア
2013.6.25
開花する前のつぼみのときは、樹は真っ赤に染まる。


2011.7.2
カルミア 民家(石山)つぼみが順次開いていくと、樹冠はピンクに変容。


カルミア1915年(大正4年)に日本がアメリカに贈った桜(ワシントン、ポトマック河畔のサクラとして有名)のお返しとして、アメリカからハナミズキなどと共に日本にやってきたそうです。

<カルミア>
学名 Kalmia latifolia(カルミア ラティフォリア) 一般にカルミアといえば本種をさす。 メーン州からフロリダ西北部にかけての北アメリカ東部に自生する。自生地は岩や砂の多い森林である。 高さ1mから、大きいものは5m近くにもなる常緑低木または中高木で、多数の枝を出して上方に広がる。 葉は互生し、長楕円形で厚く、長さは7~10cm、幅は3~5cm、無毛である。 園芸品種多数 kalmia latifoliaka ‘Ostbo Red’
カルミア
2015.6.21
この色のカルミアもときおり見かけます。
樹高は2.0m弱
カルミア
2015.6.21
カルミア
2015.6.21
カルミアの樹肌。 地際の幹径は約5cm。