ミツバツツジ

2017.5.4
ミツバツツジの花も札幌の中心部では最盛期を過ぎてほとんど終わっているのでしょうか?、郊外、我家の周りではまだ咲いています。
この時期(5月上中旬)に個人の庭で紫がかったピンクの花を見かけると、エゾムラサキツツジと思ってしまうのですが、近づいて見るとミツバツツジであることがあります。
写真奥の紫色の花がエゾムラサキツツジで、手前がミツバツツジです。エゾムラサキツツジは花弁が地面に落ちて最盛期は過ぎていますが、ミツバツツジは見頃のようです。 花色を比較すると、ミツバツツジは桃色帯びた紫ですが、エゾムラサキツツジはほんの少し青みを帯びた紫といったところでしょうか。 しかし、両種とも実生によるものですので、花色に幅があるようです。 美しさという点では、やはり、ミツバツツジに軍配が上がるようです。

2015.5.2
北大植物園 高さ約2m
ミツバツツジ(三葉躑躅 Rhododendron dilatatum)はツツジ科ツツジ属の落葉低木。 関東地方から近畿地方東部の太平洋側に分布し、主にやせた尾根や岩場、里山の雑木林などに生育する。他のミツバツツジ類の多くは雄しべが10本なのに対し、本種は5本であることが大きな特徴。古くから庭木としても植えられるが、盗掘の影響もあるせいか野生の個体数は決して多くない。(ウィキペディアより抜粋)

2013.5.26
ウィキペディアでは、ミツバツツジの雄しべの本数は5本と書かれていますが、写真で見ると、7~8本ありそうです。 ミツバツツジとトウゴクミツバなど他のミツバツツジ類と混じったのでしょうか?

2013.5.25
ミツバツツジは枝の先に三角形状の3枚の葉をつけ、落葉性のツツジです。 一方、エゾムラサキツツジの葉形は楕円形~長楕円形で、シャクナゲ類の仲間で、葉は落ちないで越冬する常緑性です。