ムクゲ 

毎年、8月上旬~中旬にかけて、ムクゲの花が最盛期を迎えます。

 2017.8.13
まん丸く刈り込まれた樹冠一杯にムクゲの花が覆っています。
2015.8.10  ムクゲの生垣
多くの樹木は、新梢または短枝に花芽を形成して、次年度に花を咲かせます。 しかし、ムクゲはバラと同じように、その年に出てきた新梢に花芽をつくって、その年に花を咲かせます。 そして、新梢が伸びている間は花芽をつくり続けています。 なので、花が終わった後の剪定は花芽を気にせずにできます。
2012.10。19
写真は10月中旬に撮影。
秋口になると枝先に咲ききれなかった緑色のつぼみをたくさんつけたムクゲの樹を個人の庭で見かけます。  茶色のものは開花後の果実(種皮?)
2014.5.24
ムクゲは中国原産で、アオイ科フヨウ属(Hibisucus属)。 ハイビスカスなどと同じ仲間なので元々暖かい?暑い?地域に適する樹木のようです。
カエデ類やカンバ類など北海道に自生する樹木は5月上旬~中旬には芽出しを終え、5月下旬には新葉が拡がっているのですが、ムクゲは暖かい地方から来ているので、芽出しは遅く5月下旬になります。 
 
2013.2.10                                                      2012.11.24
左の写真は、種皮?果実?が裂けて中から種子が顔をのぞかせています。 右は種子。