キササゲ  百合が原公園

2018.7.23                                                       2018.7.23
先週の木曜日、百合が原公園へ行ってきました。 キササゲの花がちょうど満開を迎えていました。
キササゲと同じ仲間のアメリカキササゲの大きな樹を街中でときおり見かけますが、キササゲはここ百合が原公園と豊平区西岡にある森林総合研究所以外見たことがありません。 それは花の見栄えによるものでしょう。 ⇒ アメリカキササゲ
2017.8.8                                                         2015.9.22
アメリカキササゲは、白い花が開花していると遠くからでも気づくのですが、キササゲは写真の通り、花自体が小さく、しかも地味な黄色で、少しおおげさにいうと咲いているかどうかも分からないくらいです。

キササゲ:ノウゼンカズラ科、中国原産で高さ8~12m、花は円錐花序で、花冠は淡黄色で暗紫色の反転あり、長さ約2cmの漏斗形で先は5裂してやや唇状、6~7月に開花(北海道樹木図鑑)
札幌では、アメリカキササゲより開花が約1ヵ月遅れるようです。

2010.8.15
上の写真、左:アメリカキササゲ、右:キササゲ
キササゲの葉には小さな突起が2つあるというか、浅く3裂します。


2017.11.11                                                    2017.11.11
落葉期には、長さが30cm前後もある果実〈木のササゲ)がぶら下がるように樹冠を覆います。そして、その長い果実は翌年花が咲く時期までぶら下がっています。(アメリカキササゲは落葉期にその実を落とします。)

 

キササゲ 冬芽

2013.1.6
写真中央に楕円形をしているものは葉痕。その上部についている赤褐色の球形状のものが冬芽。 目立つのは葉痕。

冬芽は三輪生ないし対生し、、小さく、球形ないし半球形で、長さ1~3mm、幅2~4mm、数対の芽鱗につつまれる。  葉痕は著しく隆起し、中央が凹み、上下端が突出し、楕円形ないし円形で、長さ5~12mmある。維管束痕は15~20個くらいで、ほぼ環状に並ぶ。
(落葉広葉樹図譜より)

下の写真は、ノイウゼンカズラ科で同じ仲間のアメリカキササゲ 2013.1.6

2016.11.4
左:キササゲ 右:アメリカキササゲ
冬芽と葉痕の大きさ、形状はそれ程の違いはありませんが、枝の太さと枝の色が違うようです。