サトウカエデ  開花

2015.4.28
写真は大通西2丁目。 樹木背後にある白い建物は丸井今井大通店。
樹木が4本立ち並んでいます。  樹高は10m前後です。  樹種はサトウカエデ。
10月に鮮やかに紅葉します。 ⇒ サトウカエデ:夕日に赤く染まる

2015.4.28
花が咲いています。 黄色の糸状に垂れ下がっているのが花のようで、赤褐色のものが芽だし直後の新葉です。 2015.4.28
写真の花の形状を見ると、これは雄花のようです。 ネグンドカエデもこのような形状の雄花を咲かせます。 ⇒ ネグンドカエデ

〇 ムクロジ科(旧カエデ科)カエデ属(Acel属)の雌雄について
日本に自生するヤマモミジ、イロハモミジ、ハウチワカエデ、イタヤカエデなどは、1本の樹に雄花と両性花(雄しべと雌しべを持っている花)を咲かせるのですが、札幌で見られる外国産カエデ類(サトウカエデ、ネグンドカエデ、ギンヨウカエデ、ルブルムカエデ(アメリカハナノキ)、ノルウェーカエデ(ヨーロッパカエデ)は雌雄異株です。 ちなみに、日本産カエデ属で雌雄異株のものはミツデカエデです。
ついでに、ノルウェーカエデ(ヨーロッパカエデ)以外の4種はいずれも北アメリカ原産です。

 

サトウカエデ 紅葉

サトウカエデ 大通西8丁目
2011.10.19  大通西8丁目北東角  樹高:17~18m、 幹径:40cm
樹幹上部が紅葉しているのがサトウカエデ

サトウカエデ 北5条線 北大植物園 北側
2013.10.30  北大植物園北側(北5条線南側歩道)。  樹高:17.0m 幹径:56cm

サトウカエデ 8丁目
2014.10.25  大通西8丁目南側
サトウカエデ 植物園1? 植物園2 大通2丁目 
2011.10.16
大きさは、7~15cmで掌状に3~5裂し、中央裂片は大きく、縁は歯牙状、長柄があり、対生する。 翼果はほぼ水平~斜開(北海道樹木図鑑)   白線:1cm間隔

サトウカエデ:夕日に赤く染まる

大通公園には、西2丁目と西8丁目にサトウカエデが植えられています。今ちょうど紅葉の見頃です。
005 サトウカエデ(赤字)2013.10.11
西2丁目のサトウカエデ。時間は午後2時。市役所から南方面に向って撮っています。後のビルはデパートの丸井今井大通館。 左の黄葉している樹はハルニレ。
017 サトウカエデ(赤字)2013.10.18
1週間後の午後4時。太陽は西に傾き、あと30分もすると辺りは暗くなってきます。夕日に照らされて、紅葉がより赤く染まっています。
RIMG0010(赤字)2013.10.19
西8丁目のサトウカエデ。午前10時。樹高は15~20m近くある大きな樹。左の紅葉している樹はサクラ(エゾヤマザクラ?)

<余談>
北アメリカ原産。サトウカエデのほかに北アメリカ原産のカエデ類には、アメリカハナノキ(ルブルムカエデ)、ギンヨウカエデ、ネグンドカエデがあります。この3種は同じAcer属で雌雄異株ですが、サトウカエデは雌雄同株のようです。 雌雄異株の3種については、花を観察しているのですが、サトウカエデは毎年気をつけて見ているのですが、花又は種子を見たことがないのです。この樹は花を付けにくい樹なのでしょかね?

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