ジューンベリー 開花

アメリカザイフリボク(ジューンベリー) 2013.5.25
豊平公園
豊平公園緑のセンター入り口通路横にあるジューンベリー。 樹高約4.0m。
初めて、遠くから樹冠一杯に花を咲かせるこの樹を見たとき、太陽の光を受けて、光が通り抜けるような白さ、ハクモクレンのような白さではなく、ほんのり透き通るような白さ、の花という印象を受けました。 この写真ではその感じは出ていないのですが・・・・・。
ジューンベリー アメリカザイフリボク 2014.4.23
4月下旬、芽吹き 白い軟毛が目立ちます。

ジューンベリー  2015.4.22
芽だしと同時に花芽も伸張するようです。

ジューンベリー
2014.5.11
枝先に10個前後の花は総状形で、花弁は長さ1~1.5cmで5枚つける。 出始めの葉は褐色を呈す。

ジューンベリー
2014.6.28
6月末には赤い実をつける。 大きさは1cm弱。 名前の “ジューンベリー” は6月の果実
ジューンベリー
2011.7.9
赤黒く熟した実はくせのない甘さ(酸っぱさ、えぐみ、独特の味などはない)。

ジューンベリー アメリカザイフリボク 2011.7.9
新しく建てられた住宅の庭にこれくらいの大きさ(約1.5m)の木をときおり見かけます。
成長はそれほど旺盛ではない(ライラックをイメージ、もう少し早い?)ようで、地際から株立ち状になる。 花がきれいで、実も食べることができ、むやみに大きくならない中低木なので、比較的狭い庭でも植えることが出来るため、最近人気の庭木のようです。

ジューンベリー 2016.5.15
我家の近くで見つけたジューンベリー。 豊平公園のものと花の形態や新葉の色が違うので、
別物のようです。
ジューンベリー2016.5.15
新葉は白い軟毛に覆われ、葉柄・新梢は紫色を帯びる。

ジューンベリーは、バラ科。 落葉の低木か小高木で、北半球の温帯に約25種、おもに北アメリカに産し、1種が日本と朝鮮半島に分布している。・・・・・・交雑性が高く分類が難しいとされる。(園芸植物大百科)
北アメリカ原産のザイフリボク属(Amelanchier属:アメランキエル属)をはじめとして、日本原産のザイフリボクと掛け合わさったものなどが通称ジューンベリーとして苗木が出回ります。
(ウェブページ:ヤサシイエンゲイ)

 

ジューンベリー 冬芽

ジューンベリー 2016.4.6
冬芽の大きさは、1cmで前後で、芽鱗の数は少なめです。幼枝には、皮目が目立ちます。
冬芽/長さ6~10ミリの披針形、芽鱗は5~9個(樹に咲く花より、ジューンベリーと同属の※ザイフリボクの説明)。
冬芽の形状は、バラ科に属するのでナナカマドと似ていますが、この冬芽を見て最初に浮かんだのが、なぜかサワシバ(シラカバが属するカバノキ科)の冬芽でした。
※ザイフリボク : 日本に1種自生するザイフリボク属で、北アメリカには約25種分布(樹に咲く花)。

ジューンベリー 2016.4.6
ジューンベリーの枝の出方。

<ジューンベリー>
園芸店などではジューンベリーとして苗木で売られているようですが、これらは北アメリカ原産のザイフリボク属など、日本原産のザイフリボクと掛け合わさった交雑種の総称のようです。

<ザイフリボク属>
バラ科。 落葉の低木で、北半球の温帯に約25種。 主に北アメリカに産し、1種が日本と朝鮮半島に分布。 早春に咲く豊富な花や美しい紅葉を観賞し、また、果実を食用にするために栽培される。 交雑性が高く、分類が難しい属とされている(園芸植物大辞典)。