ハクサイ  定植

ハクサイとキャベツを今日、8月4日に定植しました。
2018.8.4
写真は、畑に植える直前のポット苗です。
ハクサイは7月18日、キャベツは7月15日に、6cmポリポットに3粒タネをまいています。 まいた種はほとんど発芽するので、順次間引きし、定植時にはポットに1株にします。
タネをまいてから定植までの日数(育苗期間)は、ハクサイが17日、キャベツが20日。 定植時の葉の枚数は、ハクサイが3枚、キャベツが4枚。
直播、セルなど栽培法によって違いはあるようですが、それでも、定植時の葉の枚数は、ハクサイが4~5枚、キャベツが3~4枚のようです。
ので、我が家ものは、定植時の葉の枚数は少なめで、もう少し育苗しても良かったのかもしれません。 その方が多くの苗を確実に育てられるのでしょう。 2018.8.4
写真 右:ハクサイ、左:キャベツ

今日の天候は曇りで、植付にはもってこいの日和です。
植える前にポット苗にたっぷりと水をかけます。

畑の準備は、3日前の8月1日にバレイショを収穫した場所に苗を植えるので、収穫したその直後に、肥料(有機石灰、鶏糞、化成肥料を混ぜたものを)を畑全面にまき、その後、畑起こしをしています 。

ここ20日ほど雨が降っていないので、畑の土はからからです。
苗の植付は、100円ショップで買ってきた100枚入り使い捨てポリエチレン手袋をはき、移植ごてを使って1苗づつ植えこむのですが、それでも、35株植えると、ビニールが破れて、指先が汚れてしまします。

苗を植え終わった後は水やりです。 如雨露で1株1株、土に十分浸み込むようにゆっくりじっくり水やりしました。 これに一番時間がかかりました。
最後に、少し時間をおいて、葉に水気がなくなったところで、作り置きの農薬を霧吹きでとりあえず散布しておきました。 キャベツはなにしろ虫がつきやすいので。
昨年はネキリムシにやられたのですが、この害虫の防除となると、土に粒剤(殺虫剤)を混ぜ込まなければなりません。 この方法はとりたくないので、ネキリムシが出ないことを祈るばかりです。

ハクサイは、タネをまいてから約60日で、キャベツは畑に定植後60日で収穫できるタイプです。 なので、ハクサイはおよそ10月上旬、キャベツは10月中~下旬から収穫できそうです。 これからの成長が楽しみです。

 

 

 

 

ハクサイ   タネをまく時期

今日から11月です。 朝晩の冷え込みが厳しくなってきています。
先週、北海道に近づいた台風の影響で、我家から見える豊平川沿いに連なる山肌は、ミズナラなど少しの樹種を除いてすっかり葉を落し、樹木は北海道の長い冬を乗り切る体制に入ったようです。

我家では、夜の冷え込みが厳しくなるしたがい、夕食に鍋料理が出てハクサイを使う機会が多くなっています。 しかし、庭で育てたハクサイは10月31日まで使ってもらえませんでした。 理由は株が小さいからです。

札幌で冬の鍋に使うハクサイを作る場合、そのタネをまく時期は、品種にもよりますが7月下旬までにまくのが一般的です。それがギリギリのようです。
しかし、我家ではジャガイモを収穫した後にハクサイのタネをまくので、ジャガイモを7月下旬に収穫して、その後直ぐ同じ場所に肥料を入れて掘り返し、タネをまく床を作ることになります。 それで、ついつい時期が遅くなって、今年は、ダイコンと同じ8月13日にタネをまくことになったのです。
結果は、
2017.10.31
品種は早生系の収穫まで60日のタイプを使っているのですが・・・・・・・・。
2017.10.31
「ハクサイが結球するためには葉枚数をしっかり確保することが必要です。タネまきや植えつけが遅いと寒さで葉枚数が足らず結球せずに終わってしまいます。」
と種苗会社のウェブページに載っています。
正しくそのとおりで、我家のハクサイは結球できない、結球しようとしているところです。 タネをまく時期が約2週間遅れるとこのようになります。 
しかし、これを売るわけでもなく、味が変わるわけでもなく、自分で食べるので問題は何もないのですが、それでもやはり、タネをまいて収穫するのですから、まともなハクサイを作りたいのです。

我々の日々忙しい生活環境からすると、作物はゆっくりとしたペースで成長しているように見えますが、タネをまく、植え替える、肥料を施すなどその季節、その作物の成長に合わせて適切な時期に必要な作業を行わないと、まともな作物は出来ないのです。 分っているけれど?、生活に追われて?ついつい遅れてしまう、適期を逃してしまうのです。

ハクサイ(その3):越冬白菜

今ブログは、今冬、鍋の具材として使うために我家の2階ベランダに保管しておいたハクサイについての報告です。
ハクサイは7月29日に種をまき、11月18日に収穫しています。
1-006 ハクサイ2014.11.18
収穫したハクサイを新聞紙に包んで、その上にさらにビニールのプチプチに包んで2階のベランダ(ちょっとしたスペース)に保管しています。 我家には温度がマイナスにならない程度の長期間野菜を保存できる室(むろ)のような保管場所がないので、やむなくベランダに置いています。 庭に穴を掘って埋めることも考えたのですが、雪の中を掘り起こして取り出すのが億劫なので、ベランダになったわけです。
1-014.jpg2015.1.15
ハクサイは、なるべく凍らないように3~4重に新聞紙を巻いて包んでいます。
1-013ハクサイ (1)2015.1.15
11月18日から約2ヶ月弱が過ぎます。 新聞紙を破ってハクサイを取り出すと、外側の葉4~5枚は水分が抜けて萎々になっています。
1-012ハクサイ 2015.1.5
外側の萎れた葉を取り除いたものです。 中はコチンコチンに凍っています。 それを自然解凍します。 収穫時には害虫の幼虫は見当たらなかったのですが、切ってみるとところどころ虫食い状態になっている部分があります。 生でかじるとパリパリしゃきしゃきしているので、細胞組織は生きているように思うのですが、 しかし、一度凍らせたハクサイは、鍋に入れてから柔らかくなるのが早いというか、蕩ける(とろける)のが少し早いように感じます。  それで、葉の柔らかい部分は、さぁっーと湯がく程度の気持ちで、なるべく鍋の中に浸しておく時間を短くして食べるようにしています。

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ハクサイ(その2)

 昨年は、ダイコンを播くつもりがなぜかハクサイの種をまいてしまい、 成長期間が十分でなかった(種のまく時期が遅かった)ために、本当の小ぶりのハクサイしか収穫できませんでした。 それでも、そのハクサイが冬場の鍋料理に大いに貢献したために、今年もハクサイをつくることになったのです。
今年(2014年)は、4月23日にバレイショの種芋を植付けて、約3ヶ月後の7月25日に収穫。 その直ぐ後、畑を起こし直して、7月29日にハクサイの種をまきました。   それまでは、バレイショの収穫を8月上旬に行い、ダイコンの種まきを8月中旬(お盆頃)に行っていました。
種をまいたハクサイの袋には、
・一代交配結球 “60日白菜” 60日でみずみずしいハクサイが収穫できます。
・特性:一代交配の極早生型結球白菜、暑さ、病気に強く生育旺盛、60日内外で2~2.5kgの白菜が収穫できます。
・北海道のまきどき:7月上旬~8月下旬
書かれています。
我家のハクサイ栽培記録
・は種    : 7月29日
・植栽間隔 : 畝幅60cm ×株間30cm
・施肥    : 乾燥鶏糞と化成肥料(N:P:K=14:14:14)を混ぜたものを全面施肥
・害虫    : は種後、ウリハムシモドキが発生。本葉が食害されて、欠株がでるが、薬剤散布は行わず、毎朝、見つ け次第、手で押しつぶす
・除草    : なし
・収穫    : 10月中旬から鍋料理に利用
1-002 ハクサイ2014.11.2
は種後、3ヶ月ちょっとすぎています。 害虫ウリハムシモドキに食害された影響で株の大きさにばらつきがあります。 我家の名(迷)シェフが10月中旬頃から、適宜鍋料理に使っています。
は種後60日収穫(7月下旬は種、9月下旬収穫)は、少し早いようです。
写真のハクサイは、平均的な大きさのものです。
1-005 ハクサイ2014.11.2
定規の長さは30cm
種の袋には、2~2.5kgのものが収穫できると書かれていますが、 写真のハクサイは1.5kgです。 今回の植栽間隔は畝幅60cm×株間30cmで、畝幅はよろしいのですが、株間が狭く、本来は50cmくらい必要なようです。 それで大きめのハクサイが収穫できなかったようです。 しかし、夫婦二人の鍋料理には、そんなに大きなハクサイは無用で、小さめのハクサイのほうが使い勝手はよさそうです。
来週には全て収穫して、乾燥しないように新聞紙に包んでガレージに保管します。保管状況(ハクサイがどのようになっていくか)については、また、報告したいと思っています。

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ハクサイ(その1)

昨年と一昨年は、この時期(9月上旬)は残暑で、蒸し暑い日が多かったような気がします。それに反して、今年は、日の当たらない部屋にいると、涼しいというより少し寒く感じます。札幌は完全に秋に入っています。
下の写真は、先月の8月27日に種をまいたハクサイです。昨年は、ダイコンを播くつもりが、どういう訳か、ハクサイを播いてしまい、小さな株のハクサイしか収穫できませんでした。ところが、我家の名(迷?)シェフが、その小さなハクサイを鍋料理に重宝に使ってくれたので、今年も種をまいたのです。今年は昨年より20日ほど早く種をまいたので順調に育っています。ちゃんとした形のハクサイが、スーパーで売っているようなしっかりと巻いたハクサイが収穫できそうです。
1-003 ハクサイ2014.9.7
左側:ハクサイ(7月27日は種) 右側:ダイコン(8月15日は種)
ハクサイ:1ヵ所に5~7粒は種、順次間引きして一株に。畝幅70~80cm、幅(おくり)は20~30cm(少し狭いようです)。
※この場所は、ハクサイとダイコンを植える前は、バレイショをつくっていました(7月25日に収穫)。
1-005 ハクサイ2014.9.7
小さめのハクサイがところどころ5~6株見えます。それらの株は間引いた株を移植したものです。菜っ葉類は移植してもまともな大きさにならないのですが、だめ元でやってみました。とりあえず、ちいさいながらも根が付いてくれたのでよかったです。
なぜ、移植したのか? 元々の株は本葉が出る前に虫に食われてしまったのです。
1-002 ハクサイ2014.9.7
犯人はこの虫のようです。“ハウリハムシモドキ” と思います。
夏場、エダマメの葉を食害します。動きが鈍いので見つけ次第、葉に挟んで手でつぶしています。大繁殖しそうになって、薬をかけなければならなかったことは、今まで(20年以上栽培している)に1~2回です。
よく見ると芝部の中にも見つけることができます(我家の芝生は、芝生というより雑草を低く刈ったもの)。
このウリハムシモドキは、エダマメに毎年発生するので、果樹に農薬を3~4回かけるのですが、その内の1回、6月の農薬散布時にダイズなどと一緒に庭の芝生にもついでにかけます。これが大発生を防いでいるのかもしれません。
食害された苗は芝生に近い方に多かったので、おそらく、そちらのほうから来たウリハムシモドキなのでしょう。毎朝、見つけ次第押し潰して殺しています。
ウリハムシモドキの詳しい情報については右記ページへ → ウリハムシモドキ

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