モロヘイア  おひたし

朝夕はたいぶ涼しくなって来ました。 早朝、自転車で散歩する?と、手の先が冷たくなるので、この頃は軍手をはいています。
2017.9.12
モロヘイアは熱帯性の作物なので、暑くなることは生長にとって最も重要です。 今夏の札幌は、6月は思いのほか涼しかったのですが、7月上中旬は125年ぶりの暑さが続きました。 6月の低温が成長を抑えたのか?、モロヘイアの株が大きくなったのは7月下旬でした。 それでも、“おひたし” ために何十枚も葉を採ることは、その後の成長に影響するように思えて出きませんでした。
しかし、9月に入って株も大きくなり(草丈は以前と変わらないものの、葉張りは1m前後に)、それに収穫できる期間も少なくなったことで葉をたくさん採っても大丈夫と思い、 “ おひたし ” を作りことにしました。
2017.9.12
大きさが5~10cmの葉を30~40枚摘み取りました。 葉柄は硬いので取り除きました。
①水洗いして、
②熱湯に約30秒浸して、
③さっと水にさらした後、
④水気を切って手で絞り、
⑤ 適当な大きさに切ります。 2017.9.14
⑥お皿に盛って、
⑦鰹節と醤油をかけて出来上がり。
モロヘイアの摘み取りからお皿に盛るまで15分。 ホウレンソウのおひたしと同じです。

モロヘイアの味は?  何も無し。 少しぬめる程度で、鰹節と醤油の味だけ。 これを美味しいと言えるかどうかは人それぞれ。  しかし、栄養価の高さを考えれば、十分、一品になります。

来年も1株植えようと考えています。 定植時(6月上旬)はビニールで覆う・囲うなど暖かくしてやれば、株は大きくなるのでしょう。 そうすれば、もう少し早く8月中旬?から何回か “ おひたし ” を作れそうです。

 

モロヘイア  収穫

7月19日のブログで、モロヘイアの成長の悪さ、なかなか大きくならないので収穫できない旨の話をしました。 それから、1ヶ月強が経ち、やっと草丈が50~60cmの大きさ、葉幅80cm、少し葉を摘み取ってもいいかな?と思うくらいの大きさになりました。
最初に収穫したのが7月26日の2枚試し取りして、8月中旬から少し取り始めました。 しかし、1枚の大きさはウェブページ出てくるものほど大きくはなく、全体的に小ぶりです。
2017.8.24

モロヘイアの食べ方は味噌汁、和え物やおひたしなどいろんな食べ方があるようですが、我家には1株しか植えてないので、たくさんの量を使う料理をしたらモロヘイアの株自体が丸坊主、茎だけになってしまいます。 それで、シソの葉の使い方と同じように、シソはサラダや冷奴に使っていますが、1回の摘み取り枚数は3~5枚程度に抑えていて、その代り、株の様子を見ながら週に2~3回くらい摘み取る、そんな使い方をしています。
具体的なモロヘイアの使い方は、朝食に週に1~2回納豆が出てくるので、それにモロヘイアを細かく刻んで入れています。 1回に収穫する枚数は2枚程度。 ので 今夏摘み取った枚数は10枚ほどです。
納豆に使った理由は、一つはモロヘイアの葉はそんなに美味しくない、味が無い、というイメージがあること、もう一つは、モロヘイアの葉の美味しさを楽しもうと思っているわけではなく、その栄養価の高さを評価して食べるという考えなので、ネバネバどうしを混ぜてしまえば分らなくなる、そんな考えで納豆に入れてます。

モロヘイアは熱帯性の作物なので、おそらく札幌では9月上旬で成長が止まってしまうのでしょう。 摘み取れるのもあと20日ほどでしょうか。

前回の投稿 →  モロヘイア いつ食べられる?

<おまけ:モロヘイアの花と果実>
2017.7.29
花の大きさは1cmくらいとかわいい。花色は黄色または濃黄色。
2017.8.24
果実の長さは3cmほど。 本来はもっと長くなるようです。

モロヘイア  いつ食べられる?

約2ヶ月前の5月20日に園芸店でモロヘイアの苗を購入しました。
試しに植えてみようと思ったのは、栄養価が高い言われているからです。

モロヘイヤが野菜の王様と呼ばれる理由の1つに、栄養素の高さがあげられます。日本食品標準成分表によると、カルシウム、カロテン、ビタミンB群、ビタミンC、食物繊維のそれぞれの値が非常に高いです。モロヘイヤにはカルシウムの他、ビタミンKが100g中640μgと豊富に含まれています。ビタミンKには、血管内の凝固を防ぐ役割の他、カルシウムが骨に沈着する際に役立つので、丈夫な骨作りにも欠かせない栄養素です。カルシウムとビタミンKを共に含んでいるモロヘイヤは、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の予防にも効果があるといわれています。 さらに詳しくは以下のページでtp://www23.big.or.jp/~marumi/jyouhou/yasai/moroheiya/index.html

2017.6.29
ところが、畑に定植してもほとんど成長しないのです。  写真は定植後40日目の状態です。 定植後1ヶ月程は購入時とほとんど同じ大きさで全く成長せず、40日目でやっと先の方に新しい新芽が開きだしてきました。

2017.7.17
そして、6月29日から18日目、7月17日の苗の写真です。 草丈は20cmほどになっていますが、葉を摘み取って食べるほどの大きさには程遠い状態です。
今夏の札幌は、7月7日以降連日30℃を越える真夏日が続いていて、 北アフリカ~中東~インドの熱帯でで栽培されているモロヘイアにとってはうってつけの気候なのですが、思ったほどの成長はしていません。 おそらく、今年の6月の低い気温が続いたことが大きな要因ですが、やはり、気温の高い地域に適したモロヘイアにとって札幌は生育するには気温が低いようです。
今年の経験から、ビニールハウスでもあるなら別ですが、札幌の露地で栽培するのなら、植え付け時期は気温が高くなる6月下旬まで待ったほうが良さそうです。
6月上旬に苗を購入したら、一回り大きいポットに鉢上げします。 すこし軟弱に育つかもしれませんが、気温の低い日には家の中で養生して、6月下旬に畑に植えるのが適当のように思うのですが、どうでしょうか? 来年はそれでやってみようと思っています。 それでも、3~4回程、葉を摘み取れる大きさに成長するかは疑問が残るところですが・・・・・。

<追記>
ウェブサイトで調べると、本州(関東以西?)ではモロヘイアは9月末には1m20~30cmの草丈になっています。 我家でシソの購入苗を5月下旬に植えるとそれぐらいになります。 シソは冷奴やサラダの一つとしてよく使っているいるので、これぐらい大きくなれば、モロヘイアも使い応えがあり、毎年植えても良しと思います。