カタバミ

先週の土曜日(8月20日)に久しぶりに北大植物園へ行ってきました。
カタバミ 2016.8.18   北大植物園 芝生広場
芝生のところどころが黄色に染まっています。 カタバミの花のようです。
5月末に北大植物園を訪れたときは、この芝生にはちぃっちゃな白い花の “ コテングクワガタ ” が芝生を覆っていました。 その後6月中旬頃から?7月に入って?のいつごろからか、カタバミに変わるようです。
→ コテングクワガタ:http://kimagurenikki.sunnyday.jp/kotenngukuwagata-2016-5/

カタバミ 2016.8.18 北大植物園
芝刈り機で年に数回刈られても平気なようで、地面をマット状に覆います。 花は黄色の5花弁で、大きさは1cmあるかなしかの小さな花です。 葉はクローバー似ていて、ハート形の3小葉です。
地下に球根を持ち、その下にダイコンのような根を下ろし、さらに匍匐茎をよく伸ばして地表にに広がるため、繁殖が強く、しかも根が深いので駆除に困る雑草。
と書かれているのですが、北大植物園の芝生広場のように使われると(自然にそうなった?、駆除しようとしたが仕切れなかった?)、芝生地のアクセントになって良さそうに見えるのですが、どうでしょう?

カタバミ 2016.7.7 南区真駒内
公園をつなぐ緑道沿いに植えられています。緑道の隣接地に住んでいる方が植えられたようです。コンクリート壁にもボール状のカタバミが飾られています。 手入れは要らないようで、毎年、このようにきれいに咲いています。カタバミ 2016.7.7 南区真駒内
写真のカタバミは上述の黄色のカタバミとは別種のようです。 カタバミの仲間は中央及び南アフリカなど全世界に広く分布していて、その種数は800にもなるそうです。

昔、子どもの頃、カタバミの茎を抜いて、それを噛むと酸っぱい味がしたことを懐かしく思い出します。 あれは何という種類なのでしょうかね。 茎の長さは15cmくらいはあったような気がします。 外来生物法で要注意生物に指定されているムラサキカタバミなのでしょうか?