ハナショウブ  八紘学園

木曜日(7月13日)に八紘学園(北海道農業専門学校)にハナショウブを見に行ってきました。 昨今話題になっている日ハムのボールパーク構想の候補地の一つです。 当学園は広々とした園内に、牛の放牧やトウモロコシ畑など周辺を住宅地に囲まれた札幌市内でありながら牧歌的な雰囲気を十分に味わえる場所です。
2017.7.13
菖蒲園は、毎年7月上旬~下旬にかけて2週間ほど一般に有料(400円)で公開されています。 北海道農業専門学校の学生が農作業実習の一つとして管理しており、2haの広大な敷地に約450種類、7万株のハナショウブが一列ごとに種類別に植栽されています。 この学校で作られたオリジナルの園芸品種や江戸時代に作られた古種と呼ばれる種類も多く保存されているそうで、ハナショウブに感心ある方にとっては一見の価値がある場所のようです。
品種によって咲く時期が異なり、ある品種は満開でも別の品種はまだつぼみであるため、写真のハナショウブは七部咲きです。 この写真は一番良い角度から撮っているので畑一面ハナショウブの花で一杯のように見えますが、実際現場で見ると少し期待はずれの部分もあります。
2017.7.13

<余談:ハナショウブの仲間>
この時期、ハナショウブとよく似たアヤメ、街路樹枡でよく見かけるジャーマンアイリス、池の縁に咲いているキショウブなど、ハナショウブと似た花がたくさん咲いています。 それで、ハナショウブの仲間、アヤメ属(Iris属)の概要をつかもうと調べてみると、非常に広範で簡単にまとめられる代物ではないということが分かりました。
以下のウェブページが比較的分かりやすかったので載せました。 例えば、花弁基部が黄色のものはハナショウブ、網目状になるのがアヤメなどが絵入りで説明されています。
アヤメ属(Iris属)の仲間 http://www.azami.sakura.ne.jp/yasou/zoku/ayame.htm