ユウゼンギク  豊平川河川敷

当ブログ(9月27日) の題名は「エゾノコンギク」でしたが、「ユウゼンギク」に訂正します。

日曜日(9月24日)に豊平川のサイクリングロードを南区真駒内から札沼線(学園都市線)の石狩川にかかる鉄橋(石狩川橋梁)まで走ってきました。 距離にして 片道約30km。 好天に恵まれ快適なサイクリングでした。
2017.9.24
まっすぐ伸びるサイクリングロード。 前後左右180度に拡がる青い空。 河川敷は広々と拡がり、草、草、草。
写真の地点は豊平川と石狩川合流するあたりでしょうか。
サイクリングロードの両サイドに咲いている花はユウゼンギク。  国道275号にかかる雁来大橋を潜り抜ける辺りから、この花を見かけるようになります。
2017.9.24
このように、草原(くさはら)の中にも咲いているものもありますが、多くはサイクリングの両サイドです。 草原は、ススキ、オオヨモギ、クサヨシ、セイタカアワダチソウなど草丈の高いものが多いので、どうもそれらとの競争に勝てないようです。 自分の生き残れる場所がサイクリングロード沿いだったようです。
後方に生えている黄色い花はセイタカアワダチソウ。
2017.9.24
〇ユウゼンギク
・全体がほぼ無毛。 葉は細く腺状楕円形で全縁か低い鋸歯がある。 舌状花は20枚以上ある。(新北海道の花)
・帰化植物ユウゼンギクは全体無毛。(北海道 山の花図鑑 藻岩・円山・八剣山)
栽培品が野生化したもので、北米東部の原産。(北海道の野の花)

〇エゾノコンギク
・高さ0.5~1.0mの多年草。 茎は上部でよく分岐し、葉とともに短剛毛が密生してざらつく。 葉は長さ4~10cmの長楕円形で下部で少しくびれ、縁に粗い鋸歯がある。 筒状花の周りを20枚以下の舌状花が囲む。(新北海道の花)
高さは大きいもので1m近くになる。 全体に毛があり、触るとざらつく。 葉は長楕円形で、縁にまばらな鋸歯がある。 茎は上部で枝分かれして多数の頭花をつける。 頭花は黄色い筒状花と花弁状の舌状花からなり、直径は3cmほど。 読み方は蝦夷・ノコンギク。(北海道 山の花図鑑 藻岩・円山・八剣山)

再度、豊平川のサイクリングロードを走って、「エゾノコンギク」の花や葉を確かめてみました。 その葉は触ってもツルツルでざらつかないし、縁は全縁のものがほとんどでした。 エゾノコンギクの舌状花は20枚以ですが、豊平川のサイクリング沿いに生えているものは27~29枚ありました。