カシワバアジサイ  花色の変化

7月中旬に白い花を咲かせていたカシワバアジアイも、8月上旬になると花房の基部から赤みを帯びてきます。
2024.812024.8.1
花房の基部から赤くなって、それがだんだんと下に移っていきます。

7月中旬のカシワバアジサイ ⇒ カシワバアジサイ 

2024.8.17
8月中旬になると花房の半分が赤味を帯びます。2024.9.2
8月中旬から 半月が経ったシワバアジサイの花房。
2024.9.2
7月中旬に白い花を咲かせ、その白色の花房が1ヵ月半かけて赤色に変化します。 赤い花房を手で触って揺するとカシャカシャと乾いた音がします。

〇 カシワバアジサイの花
私たちが普段見ている多くの花は赤や白などの花弁を見て、きれいだなと思います。 しかし、アジサイやノリウツギ、ミナズキなどアジサイ属の花は花弁ではなく、がくが変化したもので、装飾花と呼ばれています。
植物なので、当然、花弁や雄しべ・雌しべをつけるのですが、装飾花に見入っているあまり、それらにほとんど気づきません。 花房の表面にはそれらしきものは見当たりません。 調べると、カシワバアジアイは花房の中に本来の花(雄しべと雌しべを持った両性花)を咲かせるようです。
2024.9.7
写真の中央に小さな粒がいくつか集まって塊を作っています。 これらは、花が終わた後にできた種子のようです。
カシワバアジサイの本来の花(両性花)の写真を探しても見つかりませんでした。どんな花を咲かせるのでしょうかね?

 

 

カシワバアジサイ

2024.7.19
豊平公園にカシワバアジサイが満開になっています。 株高は2m弱。
植えてある場所は、現在の緑のセンターではなく、以前あった緑のセンターの跡地。
2024.7.19
1つの花房は長さ20cmほど。
カシワバアジサイの花は最初は淡いグリーンで、満開時期は写真のように白く、日が経つにつれてピンクに代わり、夏の終わりから初秋ごろになると濃い桃紅色になります。

⇒ カシワバアジサイ

 

 

 

 

 

カシワバアジサイ

今朝、自転車で散歩?をしていたら、カシワバアジサイを見つけました。
カシワバアジサイ
2015.7.26
花房は長さが20cm以上もあるので、その重みで首を垂れています。 このところ雨の日が多く、昨日も雨が降っているので、水を含むとこのように “ぐったり” という表現が合いそうな姿になるようです。
カシワバアジサイ
2015.7.26
カシワバアジサイ
2015.7.26
近づいてみると、花は八重咲です。
カシワバアジサイ
2015.7.26
カシワバアジサイの名前の由来は、葉の形がカシワの葉のように見えるところから来ているようです。ちなみに、原産地は北アメリカ東部。
カシワバアジサイ
2013.9.29
秋口になると、葉はだんだんと紅葉してきます。 秋が深まるにつれて、その赤褐色の葉は赤みを増すように思います。
カシワバアジサイ
2013.9.29
カシワバアジサイ
2014.6.28 緑のセンター(札幌市豊平区豊平公園内)
このカシワバアジサイの花房は立っています。 おそらく、花は一重咲きなのでしょうかね。