シソ(その2) 開花その後

6月8日に時期外れにシソの花が咲いたことを投稿しました。
下の写真は6月14日に撮ったもので、シソの花穂の先から小さな葉が出てきています。シソの花穂が生殖成長から栄養成長に変わったのです。
家庭菜園でトマトを育てていると、花が咲いている花房の先から葉が出ているのをたまに見つけます。 これは栄養(窒素)過多で、肥料を与えすぎたために起こった現象ですが、今回のシソの場合は何が原因なのでしょうか?

シソ ⇒ 6月上旬開花


2024.6.14
シソは通常日が短くなる8月下旬から花を咲かせますが、今春の我家のシソは6月に花を咲かせました、その原因は、シソのポット苗を植えたのが4月下旬で、通常より半月ほど早かったために、5月の低温がストレスになってシソに花芽をつくらせたのだと思っています。
この件について、bingAI(チャット)に尋ねると、
「シソは低温で花芽分化する」とは書いてあるのですが、それを参照しているサイトを見ても、また、他のサイトを見ても、シソが低温で花芽分化する記事はなかったのです。
なので、その点ではシソが低温で花芽分化するということは明確にはなってないのですが、状況的に見て、低温によるストレスが原因と考えています。

ところが、今度は花穂の先から葉が出てきたことです。 6月上旬にシソの花穂を見つけたときは、少々驚きつつ、これからは温度も上がり気候も良くなるので、もう少し時間が経つと脇芽が出てきて、通常の栄養成長に戻るだろうと思っていたのです。 ところが、予想もしなかった花穂の先から葉が出てきたのです。
低温のストレスから解放されたことと、花芽形成を抑制する長日であることで栄養成長に戻ったのですが、花穂の先から葉が出てくるとは思いませんでした。
今後は、おそらく、茎と葉の付け根の合わさった部分から脇芽が出てくると思うので、花穂の先から出てきた葉は摘み取ろうと思っています。
それにしても、今回のシソの件であったように、植物は、特に野菜類は適切な時期にタネをまく、苗を植付ける、ということをしないと期待した収穫ができなくなることが往々にして起こるので、注意してください。

 

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