樹まぐれ日記

ノボロギク しつこい雑草

雑草とは?とAIに尋ねると、
「雑草」という言葉には、実は明確な植物分類はありません。人間の視点から「望まれていない場所に生える植物」を指す、非常に主観的な概念です。以下に雑草の定義や特徴をわかりやすくまとめました。
① 社会的定義 ;作物や景観を損なう、人間にとって不要な植物。例:畑や庭に勝手に生える草
② 生物学的定義;土壌が撹乱された環境に自然に発芽・繁殖する植物。人為的・自然的要因で出現
③ 農業的定義 :作物の成長を妨げ、収穫量や品質に悪影響を与える植物

とAIは言っています。
今回登場したノボロギクは、上述の①②③すべてに当てはまる雑草です。我家の庭を悩ませる雑草はたくさんあるのですが、その中でスギナ、スベリヒユ、ノボロギクが「目立ってしつこい雑草」ベスト3です。スギナは畑には出ないのですが、スベリヒユはしばらく除草をしないと 畑一面スベリヒユだらけになります。 ノボロギクは庭にも畑に
も出てきます。
2025.10.3
我家の庭に、このノボロギクに気づくのは7月に入ってからです。 というのも、5月下旬~6月上旬に一度除草剤をかけるので、5月に生え始めた草がいったん枯れて、その後発芽して出てきたものが成長して目立つようになるのが8月に入ってからです。
庭の草取りをしないと写真のように密集して生えます。草丈は40~50cmに。

2025.10.3
ノボロギク(キク科 帰化植物;自生地はヨーロッパ全域)の花と果実。 果実は白い綿毛の先に小さな種子をつけ、タンポポと同じようにふわふわと風に乗って遠くまで種子を運んでいきます。写真(右側)は開花した状態。夕方近く?午後になると花がすぼんで細くなるようです。
タンポポは花弁のある舌状花で、ヒマワリは外側に花弁を持つ舌状花とその内側の花弁のない筒状花で一つの花を作っていますが、オボロギクは筒状花のみで、キク科では少数派な種(しゅ)のようです。
ノボロギクは幼苗と成長株では葉の形状が異なります。 幼苗期の葉は楕円形で切れ込みは浅いのですが、大きくなると葉自体が細長くなり、その部分から左右不揃いに鋸歯(日本刀の先端部分のような形状のもの)をつきだしている感じです。
2025.10.3
写真はノボロギクの幼苗。草丈が約5cmで茎の先にはすでにつぼみを持っています。これが繁殖力旺盛な要因の一つです。除草をしても小さな株を残すと、それが繁殖の元になるのです。
関東以西の太平洋側地域では真冬でも花が咲き、年中開花しているとのこと。札幌は寒冷積雪地なのでノボロギクの開花期間は5月~10上旬で、1年草というイメージが強いのですが、地際にロゼット葉を出して越冬するのだそうです。ただし、タンポポのようにきれいに放射状の葉を拡げるわけではないそうです。ノボロギクは種子繁殖のみと思っていたのですが違うのですね。
昨日、トマトの株を整理しました。そのついでに背丈の高い目立つノボロギクはとりあえず引っこ抜いたのですが、つぼみを持った小さな株はあちこち目の行くところにあります。これが来年頭痛のタネになると思うと少々気分が滅入ります。

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