
3週間程前に豊平川の河川敷で枝を採取してきて、それを花瓶に挿してあったものが開花しました。これは雄花です。3個の花が咲いたのですが全て雄花で、残念ながら、雌花は咲きませんでした。花穂の長さは3~4cmです。
雄花の拡大写真です。
雄花の1個を取り出しました。銀白色の毛は、葯の先から生えているようです。
サワシバは名前のとおり、沢筋に生えるようです。この樹も豊平川沿い(藤野のオカバルシ緑地~十五島公園の間にある河川敷)に生えています。公園では、真駒内めぐみ公園に1本確認していますが、他の公園ではほとんど植えられていないようです。
果実です。
1 冬芽 ~ 新葉
冬芽です。芽鱗の一枚一枚がはっきりしていて、明褐色の紡錘形で、色も形もきれいです。大きさは1cm強です。これは雄花でしょうか?それとも雌花?
4月下旬、膨らんできています。
雄花は先端には付かないようです。そうすると、上の上の写真の冬芽は雌花ということでしょうか?
サワシバが一番美しいのは、新葉が開くときです。平行に走る葉脈が整然としていて美しいです。若葉の中の若葉、これが若葉ですぅ!!てっ感じ、しませんか?
5月中旬ごろ、葉が出る前に花が咲いて、6月上旬には種子の形が出来上がりつつあります。小さな葉が重なるようにてぶら下がっているのは、若い花穂。その一つ一つを果苞というそうです。種子をつつむ苞です。その中に1個づつ種子が入っています。
2 名前の由来
牧野新日本植物図鑑より
サワシバは、山あいの谷間に生えるからである。
沢に多い、薪になる木というのもありました。漢字で書くと“沢柴”になるのでしょうか。
※柴とは特定の樹種をさすのでなく,山野に生えているあまり大きくない雑木やその枝をいう。どこでも容易に入手でき,燃料とすることができる木のこと。昔話で,爺が山へ柴刈りに行ったと語られるのは,燃料とする柴のことである。
3 Data
科名 カバノキ科
属名 クマシデ属
学名 Carpinus cordata
花期 5月中旬
分布 日本(本州、四国、九州)、朝鮮、中国
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