樹まぐれ日記

ミョウガ

子供の頃(高校生まで?)、食事にミョウガ出ると、それが漬物であろうと、何かの薬味であろうと、料理にミョウガが入っているとそれが直ぐに分り、あの奇妙な味(独特の風味)がいやでいやで、それを食べるのに苦労した記憶が今でも残っています。それから何年ぐらいでしょうか、相当長い期間、ミョウガを口にすることはなかったように思います。結婚して、暑い夏の夕食に冷やっこが出るようになり、その薬味にミョウガを食べるようになりました。食べ始めは、子供の頃のミョウガの記憶が蘇ってきたものの、それほど抵抗感なく食べられたように思います。歳なんでしょうね。それでも、ミョウガが美味しいと思うことはなかったのです。それが毎年夏にミョウガの入った冷やっこや、ソバなどの薬味として食べていると、慣れというか習慣というか、ミョウガがないと、あの奇妙な味が口に拡がらないと、なくとなく物足りなさを感じるようになっているのです。
数年前、たくさん取れたからといってミョウガをいただいたことがあります。そのときまで、ミョウガが北海道で育つとは思ってもいなかったのです。
そんなことがあって、ミョウガを育ててみたい、スーパーで買う小さな食品トレイの中に入っているミョウガではなく、採れたてのミョウガを食べてみたいと思うようになって、今年の春に園芸店で苗を購入した次第です。
102 ミョウガ(赤字)(赤字)2013.5.26
園芸店に注文していた苗が、5月末に手に入りました。9cm?のポリポットに入っています。5株で1000円弱でした。
2013.7.6
苗を庭に植えてから約40日過ぎたミョウガです。植付時2枚だった葉が6枚になっています。しかし、さほど大きくなった(成長した)ようには見えません。
2013.8.25
ところが、8月末(植付けから90日)になると、草丈は30~40cmでそれほど大きくなってないのですが、元の茎の周りから何本も新しい茎が伸びてきています。来年の夏は、この地際からかわいいミョウガのつぼみが出てくるのでしょうね。ちょっと心配なことは、ミョウガの新しい茎の出方です。地下茎が伸びてそこから出てくるようですが、今も細い予備軍があちこちに出てきています。この増え方だと2~3年で藪のようになってしまいそうです。その心配は横に置いておいて、来年は、美味しい冷奴が食べられそうです。
<余談:ミョウガの植付場所>
書物やインターネットのウェブサイトによると、「ミョウガは日陰で育つ。乾燥に弱い」、「強い直射日光が当たる所や乾燥が強いところは避けたほうが良い。日差しが強いと葉が枯れることがある」などと書かれています。ので、ほとんど陽が当たらないところに植えました。具体的には、5月下旬~7月下旬までのお昼時2~3時間だけしか陽が当たらない場所に植えたのです。8月以降雨が降ると、地表面はなかなかほとんど乾かなくなります。そんな場所に植えています。さてどうなりますか。


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