樹まぐれ日記

サイカチ(その2):冬芽

サイカチ:冬芽
1-069 サイカチ 冬芽2011.3.5
黒っぽい枝が2シーズンの夏を過ごした2年生枝で、白っぽいのが1年生枝。  枝の付け根に 赤っぽい色をしたものが冬芽。
2015.2,7
冬芽は半球形で小さい。芽鱗は4~6個あり、無毛。 本年枝側芽(1年生枝)は縦に2個並び、上側のものはその年に伸びて棘になり、下側のものが冬芽になる。(樹に咲く花)
写真の左下から右上斜めに延びている枝(1年生枝)に対して直角に出ているのが “棘” です。
“樹に咲く花” を疑っているわけではありませんが、 二つの側芽の内の1個が棘になり、もう一つが冬芽なるのがよくわかります。
2015.2.7
短枝はほとんど伸びないので、冬芽はかたまってつく。(樹に咲く花)
「冬芽はかたまってつく」冬芽は、2年生以降の枝につきます。
2011.5.5
サイカチの樹形(冬姿)。 同じマメ科のニセアカシアに似ています。 この樹の幹にはびっしりと棘が生えています。
写真右上、右側のサイカチの枝先に黒っぽいものがぶら下がっています。 鞘(さや)です。
2011.5.15
北大植物園にあるサイカチ。 樹高は20mくらいあるのでしょうか?

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