樹まぐれ日記

春を告げる樹の花(その1)

002 レンギョウ2012.4.27
この時期に、最も目立つ樹の花は、やっぱりこのレンギョウです。南区では写真のように、まだ、つぼみのレンギョウが多いのですが、都心部に行くと
2012.4.29
今が盛りと満開です。
2012.4.29
モクセイ科 中国原産で、高さ2~3mの落葉樹、髄は中空。雌雄異株
葉の特徴:卵形で長さ4~8cm、鋸歯縁(葉にギザギザがある)若枝の葉は、ときに3出複葉、対生。(北海道樹木図鑑より)
雌雄異株と書かれています。レンギョウには雄花の株と雌花の株があるんですね。
2011.5.7
大通公園のレンギョウです。上部の枝を刈り込んでいるようです。こじんまりとした樹形になっています。
レンギョウの枝は暴れやすく、上から2枚目の写真のように、枝が細長く飛び出して、樹形が乱れやすいです。この性質が嫌われ、強く剪定されてドウダンツツジのように丸い形をしたものを見かけます。そんな風に強く刈り込まれても、ちゃんと花を咲かせています。レンギョウが各家庭で植えられている理由は、ただ鮮やかな黄色の花がきれいだけではなく、どんな樹形にしても、ちゃんと花をさかせてくれるところにあるのですね

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