シンジュ(その2) 

シンジュ(ニワウルシ)は、中国北中部原産で、高さ15~20mになる落葉高木です。ニガキ科に属します。今、シンジュ(ニワウルシ)の花がちょうど咲いています。1週間前あたりが花の盛りでした。
この樹は芽出しが遅いほうで、5月下旬にならないと出葉しません。
096 シンジュ2012.5.6
5月上旬では、まだ芽はかたそうです。
054 シンジュ2012.5.19
2週間弱を過ぎて、つぼみも膨らんできています。
095 シンジュ2012.5.27
5月下旬になってやっと芽が開きました。いったん開くと、成長は早いです。
049 シンジュ2012.6.2
芽出し後、約1週間でこれだけ伸びます。真駒内川の土手に生えていました。午後4時過ぎの太陽に映えてきれいです。
021 シンジュ2012.6.3
これは、北大植物園北側の伊藤邸内にあるシンジュです。シンジュの赤っぽいの新芽が、周りの青々とした新葉のなかで目立ちます。
009 シンジュ2011.7.7
シンジュは雌雄異株です。これは雄花です。まだ、雌花の写真は撮れてないのですが、雌花(花弁:5枚)には退化した多数の雄しべがあるそうです。
110 シンジュ2012.7.8
国道36号線を自転車で走っていたら、鮮やかな黄緑色の大きな樹が見えたので、写真に収めました。経王寺(豊平区豊平4条3丁目)横の駐車場にあったシンジュです。カメラの操作時の手違いで、画素数を少なくしてしまったようです。ピンボケの写真で残念です。
横に枝を広げた独立樹で、しかも樹冠一杯に花を咲かせた、満開のシンジュ(雄株)を見るのは初めてです。
089.jpg2011.8.8
経王寺のシンジュです。このシンジュは札幌市の保存樹に指定されています。これは、昨年の8月に撮ったもので、花は終わっています。今月の7月初めにここに来たときも保存樹を見たのですが、樹形、花の付き方共に、経王寺横駐車場にあったシンジュの方が勝っていましたので、そちらの写真だけをを撮ってしまいました。
”北海道の樹木”鮫島惇一郎著によると、
「札幌ではじめて植えられたのは1870年代で、札幌豊平の経王寺境内のものは、そのころ植えられたという。第二次大戦中、カイコだけに頼っておられないと、シンジュサン(神樹蚕)の食物となるこの木の葉の増産ということで、たくさん植えられた。札幌の南4条通、林業試験場後の豊平公園などに、大きく成長した並木がある。」
シンジュが日本に渡来したのは明治初期で、それと同時期に札幌にも植えられたようです。それからすると、経王寺のシンジュ(保存樹)の樹齢は150年近くになるのですが、樹高15~18m位で、幹もそんなに太くないように思います。東区法国寺や西区琴似神社にあるシンジュ(保存樹)に比べると、えらく貧弱な感じがするとうか、枝ぶりや幹の細さから150年の歴史を感じさせる重量感のようなものは伝わってこないです。
<おまけ>
シンジュの葉は奇数羽状複葉です。これと同じ形状した葉を持つ樹は、ヤチダモ、キハダ、オニグルミ、ニガキなどがあります。特に、ヤチダモやオニグルミと見間違うことがありす。そのときは、葉の基部を見るとす直ぐ分かります。シンジュの葉の基部には、写真のようにガッキ(鋸歯)が1対ついているのです。試しに一度、実物を見てください。一目瞭然です。
082.jpg2012.7.15

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