チューリップ

地下鉄南北線の平岸駅を降りて、平岸通を北に向かって歩き、豊平公園緑のセンターへ行く途中、平岸通で見つけました。みぞれ交じりで、鉛色の空に覆われた重苦しい天気の日でした。

2026.3.7
容器の大きさは、長さ1m弱、 奥行40cmほどの石膏?でできた発砲スチロール箱形状の入れ物にチューリップの球根が植えられています。
2026.3.7
球根の植える間隔が狭く、葉が1枚のものもあり、ポツポツと咲く感じです。
大きいもので葉丈が5~6cm伸びています。
この時期にこれだけ伸びているということは、おそらく、2月下旬には芽を出していたのではないでしょうか?

このチューリップが植えられている箱が3月上旬までどのような状態に置かれていたか?を推察すると、
平岸通は南北に通っているので、東側の歩道は午前中建物で日陰になり、昼前から夕方まで太陽が当たります。反対の西側は、午前中に太陽が当り、午後は日陰になります。
このチューリップの箱は東側の歩道に置かれているので、正午少し前から夕方まで陽が当り、しかも、建物の前で箱の周りは常時除雪されるので、比較的早めの時期から雪がない状態にあったのでしょう。
なので、3月上旬にこれだけの生長をすることができたのだと思います。

札幌の公園や街路樹桝で見かけるチューリップは、3月中下旬まで雪の下にあるので、見頃は、だいたい5月中旬頃になります。
では、この平岸通のチューリップは芽だしが早い分、開花もその分だけ早く咲くのでしょうか?

🔵  チューリップの花芽の形成と成長
チューリップの花は5月に咲きますが、その花芽は球根の中に既に出来上がっています。なので、秋に植え忘れて、翌春植えても花は咲きます。
それでは、チューリップの花芽はどのようにしてできて、どのように大きくなるのでしょうか?
・夏(札幌の場合、6月下旬から7月)の堀上時には球根内部で葉の元ができる。しかし、この時点ではまだ花芽はできていない
・ 秋(札幌の場合、10月に入ってから)の植付け後に、温度が低くなると、それがスイッチとなって、花芽が球根内に形成される。
・この時期に、雄しべや雌しべの元が作られる
・冬、地中で休眠しながら、花芽はゆっくりと成長
・春、気温が上昇すると休眠が解除され、芽が伸び始める。
・冬に作られた花芽が茎の伸長と共に大きくなる。

以上がチューリップの花芽形成の過程です。平岸通のチューリップは、晩秋にできた球根内の小さな花芽がちょうど今この時期から少しづつ少しづつ大きくなり始めているのです。

🔵 いまちょうど、豊平公園緑センター展示温室のアザレアが見頃の時期を迎えています。

2026.3.7
2026.3.7

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