札幌の春を凝縮

今年の4月前半は寒い日が続いて、サクラの開花も5月に入ると予想していたのですが、先週半ば(4月23日~)から急に暖かく(暑く)なり、昨日(4月29日)、札幌管区気象台から札幌市のサクラの開花が発表されました。平年より4日早いそうです。
http://www.jma-net.go.jp/sapporo/oshirase/2014/sp_press140429.pdf
関東以西に住んでいるには、ピンとこない、時期はずれ、今頃?と思われますが、札幌は今やっと本当の春の訪れなのです。
大通公園は、コブシの花がそろそろ終わりに近づき、早咲きのエゾヤマザクラ?がきれいに咲きそろっています。ネグンドカエデの黄色味を帯びた褐色の雄花が樹冠全体を染め、シモクレンが満開に近づいています。ハウチワカエデは明日にでも新葉が出そうなくらい芽を大きく膨らませています。高木類では、出芽時期の早いナナカマドなどが葉を開けていますがいますが、プラタナスやニセアカシア、ケヤキなどの背の高い樹は、展葉するにはもう少し日数が必要のようです。
019 カデル27横外構 2014.4.29
ここは、札幌市の中心部(北2条西7丁目)のビル横にある緑化されたオープンスペースです。
写真で、圧雪による枝折れを防ぐための冬囲い(低木類を縄で縛ったり、根曲がり竹を地面に数本刺して、それに縄を回して樹木を保護する)が外されていないのが確認できます。そうなんです。4月中旬に雪が解けて、今、やっと冬囲いの撤去作業が順次進められている最中なのです。しかし、少し遅いかな?
黄色のレンギョウ、ピンクのサクラ(エゾヤマザクラ?)、街路樹のハクモクレンが満開です。写真中央、レンギョウの下に紫色(濃いピンク)の小さな株が確認できますか? エゾムラサキツツジです。低木類の下には、ツルニチニチソウがマット状に生えています。薄紫の花がチラホラと咲いています。
札幌の光り輝く春、春爛漫の始まりです。

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