ジャガイモ 収穫

今春5月2日に種芋の植付けして約3ヶ月弱。今日7月27日にジャガイモを収穫しました。
2017.7.27
収穫時期としては少し早いかもしれないのですが、葉が黄化して株的には収穫適期なことと、この後8月中旬にハクサイやダイコンのタネをまくので収穫しました。 例年8月上旬には収穫しています。
収穫方法は至って簡単で、先ず最初、株の中心から少し離れた位置に剣先スコップで掘り起こし、次にジャガイモの株の根元を持って引き上げます。 そうすると土からジャガイモがごろっと顔を出します。まだ土の中に残っているジャガイモがあるので周りの土を手で除けながら探します。
注意している点は、成長し損なった小さなジャガイモを土の中に残さないようにしています。 それを残すと、来春芽が出てきて成長の早い大型雑草になるためです。

家庭菜園の参考書などには、収穫(掘取り)は9月頃と書かれていますが、この時期に掘り上げても、皮は薄いですが美味しいです。 来年の3月頃までダンボール箱に入れてガレージに保管し、冬の間も料理に使っています。

2017.7.27
写真左の白い箱に入っているのは7月20日に収穫したニンニク

今夏は例年になく暑かったためか、葉の黄化が7月上旬から始まり、収穫量は少ないかな?と心配していました。
重さを計ると 収量はダンボール3箱、重量にして約28kg(310個×90.7g/個)でした。

種芋2kg(40個×50g/個)を植えつけて、28kgの収穫ですから、種芋の14倍です。
10アール(1000㎡)当たりに換算すると、種芋2kgを8.64㎡(1.8m×4.8m)に植え付けて約28kgを収穫しているので、3240kg/10a(1000㎡)となります。
北海道の平均収量は3,500kg~4,000kgなので、まあまあというところでしょうか。
4年前の平成25年(2013年)に我家の収量を調べているのですが、その時は2,390kg/10aでしたので、我家的には上出来です。

今年は、芝生を剥いで畑を少し増やしました。 そこにバレイショを植えつけました。 新しい畑(場所)は土地が痩せていて収量は上らないといわれていますが、とりあえず、肥料を多めに入れることでカバーできたようです。

良かった点は、ここ何年かそうか病(ジャガイモの肌がザラザラになる)が出ていたのですが、新しい場所だったので、その病気は全く出ませんでした。 2014.8.5
皮をむいて食べるのであれば何の問題もないのですが、やはり見た目は肝心です。 写真のジャガイモでは料理に使いたい気持ちが起こりません。
それで、その対策を調べてみると、専門用語を使ったプロ向きの説明ではなく、  家庭菜園用の対策が載っていました。

薬剤(土壌消毒剤)を使いたくないのであれば、
種芋は正規のものを使う、
②病歴のない畑に植える、
③連作しない、
④石灰資材を使わない※、前作で石灰を使用したところも避ける、
⑤鶏糞は使ってもいいが控えめにする、
⑥多肥栽培しない、
⑦乾きすぎるまたは湿度の高すぎる畑を避ける、畝はしっかり高くする。

 (ヤフー知恵袋より)
最低限、①と③は守るべき事柄のようです。

※石灰資材を使わない、前作で石灰を使用したところも避ける。
そうか病は土壌PHが5.2以上で発生し、6.5以上で多発するといわれています。

 

 

 

 

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