ブドウ  剪定

2012.11.8
昨年は11月末まで葉は残っていたのですが、今年は11月10日前にほとんどの葉を落としてしまいました。
ブドウの剪定は落葉後と言われていますが、少し早いですがやってしまいました。
ブドウの落葉後剪定の理由は主に2つあります。 一つは、葉が残っていると剪定する枝が分かりずらいこと、2つ目は、切り口から樹液が出ない時期という理由です。 特に後者は大事で、リンゴやナシと同じように春先に剪定すると切り口から樹液が滴り落ちて止まらなくなります。 これは樹勢を弱める原因となります。
しかし、夏場ツルが伸びて葉が大きくなると、不要な枝を剪定したくなります。その場合、当年枝(今年伸びた枝)を剪定しても切り口から水がでることはありません。 ご安心を!!
2022.11.8
とりあえず、剪定しました。昨秋とあまり変わらない木姿です。
品種 左;バッファロー 右;デラウェア
2022.22.8    品種;バッファロー
赤い文字; 今夏伸びた枝、昨夏伸びた枝
緑の丸印; 昨年伸びた枝を剪定した個所。 この先に昨夏伸びた枝があった。その枝の葉腋から今夏、新梢が伸びた。 その新梢の基部から3~4節の葉腋にブドウの花・房をつけた。
緑の横棒線; 昨夏伸びた枝で、この枝の葉腋から新梢が伸び、その新梢の基部から3~4節の葉腋にブドウの花・房をつけた。
黄色の点; 黄色い点は来年伸びる枝となる芽の部分。 この部分から来年新梢が伸び、その新梢基部3~4節に花・房をつける。 黄色い点の部分は、おそらく新梢それぞれすべてに3花(3房)咲くと思うので、すべて咲かせる(実を生らせる)と、
① 葉が混み過ぎぎること
・葉が重なることで光合成の効率が落ちること
・葉が込み合うことで病虫害の発生原因になりやすこと
② この果樹に負担になる(来年実が穫れなくなる)こと
③甘いブドウが穫れない可能性があること、
上記3つの理由で、新芽が2~3枚開いたら、半分くらい芽かき(芽を取り除くこと)をしようと思っています。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA