今から１ヶ月程前、立秋を過ぎて９月末頃までは短パンで自転車に乗っていたのですが、今は手袋とネックウォーマーが必携です。　 寒くなりました。
そんな格好で自転車を乗り回していると、
2014.10.21
個人の庭先に、樹の高さは３～４ｍ、こじんまりとしたi樹冠に西洋ナシくらいのおおきさで、淡い黄色の実をたくさんつけた樹に時おり出会います。　マルメロです。
2014.10.21
今から３０年以上前のことですが、同じ職場の人から、
「この実を部屋に置いておくと、いい香りがするから」
とマルメロの実をいただいたことがあります。
甘い香りが室内に拡がっていたことを覚えています。　それも１ヶ月くらい香り続けていたのでしょうか。

マルメロを店頭で見かけたことはありません。　国内では長野県で１６０ｔ程生産されています。　堅くて生食向きではなく、砂糖漬けやジャムにして食べられるようですが、マルメロは何と言っても、あの甘いいい香りです。
2011.8.13
写真は、マルメロの果実が大きくなりだす８月に撮っています。　果実に大きめの星の形をしたようなもの、“ がく ” がついています。　大きな果実にもこのような “ がく ” がついていたのか？、よそ様の庭の樹なのでしっかり見ていないためか、どうも、それらしきものがついていた記憶がないのです。
リンゴにはお尻に小さな “ がく ” らしきものが残っていますが、マルメロは果実が大きくなると、それが落ちてしまうのでしょうか？　それともついたままの残っているのでしょうかね？
※お尻と書いていますが、元々は花が付いていた部分なので、頭なのでしょうね？

2014.6.1
大きさは４～５ｃｍで、少しピンクがかった白い花を咲かせます。　同じバラ科で大きな実をつけるリンゴやナシの花というより、ウメの花に似ているように思います。