オニユリ

豊平川サイクリングロードの最終地点近くで、オニユリの花が咲いてがいるのを見つけました。
この時期のこの場所は何回も通っているのですが、オニユリを見るのは初めてです。 ちょうど堤防の草刈が終わったところで、普段隠れているものが姿を現したのでしょう。
オニユリは郊外の道端でほんのときおり見かけますが、このように集団で咲いている
のは初めてです。
このオニユリを見て、時期は少し早いのですが朱という鮮やかな花色のせいでしょうか?、幼いころ田んぼの畦道や墓地の片隅に咲いていたマンジュシャゲ(ヒガンバナ)を思い出しました。
  2018.8.12                                                     2018.8.12
場所は、石狩川堤防の法尻と草地の間。
写真左の草地の向こう側は東区中沼。 写真右の赤白の縞模様の煙突がある白い建物は、北区福移にある「ごみ資源化工場」
  2017.8.18
写真左は葉腋についた「むかご」
オニユリとよく似た、ほとんど同じのコオニユリという別種があるのですが、これには「むかご」がないとのこと(北海道の野の花)

<余談>
オニユリ(鬼百合)とは、そのな強壮な性質にちなむ名だが、欧米では花被片上の斑点をトラの紋に見たててタイガー・リリーとよぶ。 現在の分布は、北海道から九州にいたる日本と、中国の華中から沿海州に及ぶが、本来の野生地は不明で、中国の江蘇省あるいは浙江省付近、あるいは朝鮮半島付近とする説がある。 大陸でこのように分布が範囲が広がったのは、数千年来、作物として扱われてきたためで、日本に分布しているのも古く中国から食用として伝来したものらしい。 葉腋の珠芽(むかご)による無性繁殖や生来の強健性も、分布範囲の拡大に寄与しているものと考えられる。(朝日百科 世界の植物)

 

 

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