モミジが美しい

秋のモミジは、その鮮やかな紅色で周辺の山々や公園・街路樹を染めます。秋を代表する色で私たちの回りの景色を彩ります。
しかし、今回は、夏のモミジです。秋の紅葉の鮮やかさ美しさには及びませんが、よく見ると、モミジの枝先から出る新葉は、派手さはないのですが、パステル調の穏やかな色合いは、なんともいえない美しさを作り出します。す。
 039 ヤマモミジ 真駒内2012.6.23
これは、石山緑地沿いのヤマモミジです。ここの街路樹は、植栽されてから10~15年ほど経つのでしょうか?樹木自体それほど大きくなく、高さ3~5m 幹径10~20cm弱のものがほとんどです。若い樹ですので、5月中旬の春葉がでた後の伸張成長が盛んなために、その枝から出てくる葉が赤みや黄色味を帯びているのです。その葉が緑葉に映えて、特に午後3時以降の太陽の光に透かされるときに、一段とその柔らかい美しさを増します。
ヤマモミジ 石山緑地横
2012.6.23
上下2枚の写真も石山緑地沿いに植えられている街路樹ヤマモミジです。
033  ヤマモミジ2012.6.23

031 モミジ 豊平公園2012.6.16
豊平公園の中央にある芝生広場に植えられているモミジです。ノムラモミジのように見えますが違うようです。樹冠下部にいくほど葉は緑色を濃くしていきます。夕方少し前の太陽に照らされた葉は赤みを増し、周辺の緑に囲まれて、その陰影のある美しさが映えます。
006 モミジ イロハモミジ 南14条  -0012012.6.16
南14条西10丁目、山鼻小学校南側にあるイロハモミジです。道路沿いに現在30本ほどが残っているのでしょうか。説明板によると、大正4年(1915年)に当時の保護者会会長が京都嵐山より苗木200本を取り寄せて、全校児童によって学校周囲に植えられたと書かれています。
樹齢は100年前後です。樹高7~8m、幹径は20~25cmものが多く、中には幹径40cm強もある樹が数本あります。
札幌という北国で、この数の、この樹齢のイロハモミジが公共の道路に残っているのは、なかなかのものだそうですので、大事に守り育ててほしいものです。
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