四季折々に変化する樹木など植物を観察して樹まぐれに日記を書いています。
イヌエンジュの新芽が吹いたところです。銀白色に輝いてきれいです。
2011.5.13
3~4日経つとこのようになります。銀白色から葉の緑色が現れてきます。
2012.5.16
そして、もうしばらくすると、新芽の部分は白色ですが、新葉は緑色を濃くしていきます。
2011.5
イヌエンジュと同じように新葉が展開するときに白色を帯びるのは、コナラ、オオバボダイジュなどがありますが、これらの種類は、葉に短軟毛が密生しており、その短軟毛が白さの元です。手で触るとビロードように滑らかです。
イヌエンジュは、街路樹に多く利用されています。。南区では、平岸通の地下鉄澄川駅~自衛隊前駅の間と、ミュンヘン大橋~平岸通の間の2路線に植えられています。いま、ちょうど上の写真のように新芽が吹いて来ているところです。
2012.5.20
私たちがイヌエンジュを見る機会は、普通は街路樹と公園がほとんどです。山でイヌエンジュを見た人はそう多くないと思います。
この写真は、国道453号線の真駒内橋近辺から柏ケ丘団地の斜面を撮ったものです。
2012.5.20
白っぽい葉の樹が列状に並んでいます。写真下部の緑色をした樹木とその上に列をなした樹木との葉色の違いは分かると思いますが、これらのほとんどがイヌエンジュです。南区に何十年と住んでいますが、イヌエンジュがこれほどまとまってあることを今まで知りませんでした。この近辺の山肌が白っぽく見えるのは、このイヌエンジュが多く生えているためだったのです。
追記:2012.5.27
2012.5.27
平岸通のイヌエンジュです。
南21条~自衛隊前間のイヌエンジュが、今、一番きれいです。
イヌエンジュが一番輝いています。
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