ブドウ収穫 品種;バッファロー、デラウェア

3022.9.10
昨年春に苗木を植えて、2年目で収穫できました。 品種はバッファロー(左)、デラウェア(右) )です。
「北の果樹園芸」によると、上のブドウ2品種の収穫適期はジベレリン処理を行った場合は9月上旬、処理をしなかった場合は、バッファローが9月下旬、デラウェアが10月上旬、とあるので、参考書のとおり9月上旬の9月6日に最初の収穫をしました。 ジベレリン処理は2回行うのですが、1回目は種なし化、2回目が熟期促進を目的としていますので、2回目は効果があったようです。
ブドウの出来は、スーパーで売っているものより一回りも二回りも小ぶりで、粒と粒の間にすきまがあるというか、粒がびっしり詰まった房ではない、見た目の品質はあまり良くはないのですが、甘味があって美味しかったです。 食後のデザートとして十分に食べられます。
ところが、味はまあまあなのですが、2品種ともタネがしっかりとありました。 種なし化のためにジベレリン処理は効果がなかったのです。
ジベレリン処理は満開日の14日前にするのですが、今年は初めてなので、それがいつ頃なのか分からず、とりあえず、満開を6月下旬(6月23日)と推定して6月9日に処理をしました。 これが適当な日ではなかったようです。

最も重要なことは、来年以降のために今年の満開はいつだったのか?ということですが、ブドウの花は、花弁がなく雄しべがピョオンピョオンと数本飛び出しているだけの小さな花です。 それが房になっているので、一斉に咲くのではなく、ぱらぱらと咲くので満開がいつ頃なのか?いまいちわかりにくいのです。
[ 2022.6.22    左;バッファロー  右;デラウェア
ジベレリン処理日(6月9日)から13日が経過した開花状況

それでも、自分なりに判断したところでは、バッファローは6月20〜22日頃、デラウェアはバッファローより2〜3日?遅く満開したたように見えたのです。
その意味で、今春のジベレリン処理日はそれほど満開日14日前から離れてはいないのですが、タネがあるのは。やはりどこかに問題があるのでしょう。
ジベレリンの処理濃度?、それは能書きとおりにしたし、浸漬の仕方?、もうすこしじっくりと漬けた方がよかったか? ジベレリン錠はホーマックで購入すると5錠/1,000円で、1錠を50ccの水に溶かすのですが、これは高価と思い、溶かした液が少なく十分に浸漬できなかった、いずれにしろ、ブドウの種なし化には3~4?年の試行錯誤が必要なようです。
ジベレリン処理日を決める要素として、推定満開日14日前以外に、新梢の展葉枚数が10~12枚というのがあったので、来春はこれを目安に処理日を決めたいと思っています。

 

 

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