エダマメ  4月25日は種

暑い日が続いています。 札幌の7月30日の最低気温は27・4℃で、観測史上、最も高い最低気温でした。 この時期に日中の最高気温が30℃を超えるのは夏らしくて嬉しいのですが、札幌では滅多に経験できない夜温が25℃を下回らない熱帯夜は、エアコンのない我家では寝苦しい以上のものがあります。 この夜温が25℃を超える熱帯夜が札幌で3日続けてありました。 3夜連続(2夜連続でも)の熱帯夜は1961年以降初めてのことだそうです。 58年ぶりの記録のように思えますが、それ以前の記録がない?(そのような記録をとっていなかった?)ので1961年以降初めてなので、もしかして、この記録は何世紀ぶりのものかもしれません。

札幌で、今春5月にあった3日連続30℃越えや本州の近くで台風が発生したり、また、最近本州で頻繁に起こっている時間当たり100mmを越す超どしゃぶりの雨、大粒の雨が降って道路が水で溢れ、街中が真っ白になる景色をテレビで見ていると、確実に気象の振幅が大きくなってきていることをひしひしと感じます。

今投稿 エダマメの話
2019.8.1
我家の庭で採れたエダマメ

エダマメはタネをまいてから約80日で収穫できるので、我家では毎年5月中旬から10日間隔で3回タネをまいています。 収穫は8月上旬頃から8月末までです。 約1ヵ月間ビールのつまみとして楽しめるのですが、以前からこの1ヵ月が少々不満でした。 理由は夏の一番熱い盛りの7月下旬に食べられないことでした。 それで、今年は4月25日にポットにタネをまいてみました。 タネをまいてから約80日で収穫できるので、計算上では7月中旬から収穫でできることになります。 とりあえず、暑くなり始める7月20日過ぎには食べられるのではないかという思惑です。
結果は? 収穫時期は計算通り7月21日から採り始めたので首尾よく運んだのですが、収穫量が全然少ないのです。
順調に生育していたポット苗を畑に植え付けたのがタネをまいてから20日後の5月13日です。 そこまではよかったのですが、それからの生長が芳しくなく草丈も伸びず通常の株の半分くらいの大きさにしかになりませんでした。 その結果、莢数(さやの数)は少なく、3粒入っている莢も全くなく、収穫量は、5月後半にタネをまく通常ものに比べると半分以下でした。

この定植後の生長が良くなかったこと、収穫量が全くふるわなかったかったことの原因は、やはり温度が足りなかったことのようです。 エダマメは通常タネをまいてから30~40日で開花し約80日で収穫できます。 なので、室内で早くタネをまいて順調に生育したとしても、エダマメにとって畑に植えてから(5月中旬以降)の成長するために必要な温度(暖かさ)がないと、やはり十分な成長はできないので花数も少なくなり、当然のことですが収量も少なくなります。 当り前のことですが(当り前のことが分かっているようで分かっていない。 自分で体験しないと実感できない)、ハウスなどを使わない露地栽培では、適期にタネをまくしかないようです。 ちなみに、今年の5月~6月の気温は平年並みで特別に低いわけでもありませんでした。

 

 

 

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