冬囲い(その10) 

札幌に初雪。 札幌管区気象台が統計を取り始めてから最も遅い初雪で、128年前の1890年(明治23年)11月20日に記録したものと並ぶのだそうです。
暖かかった秋に最も遅い初雪。 これだけを見ると地球は温暖化しているように思えます。 しかし、今年は太陽の黒点の出方が極端に少なくなっているそうで、、来年以降もこの傾向が続くとのことです。 黒点の数が少ないのは太陽の活動が弱まっていて、これは地球が寒冷化すると唱える学者さんたちの大きな根拠となっているそうです。 地球は温暖化?それとも寒冷化? どちらに向かっているのでしょうか?

 

2017.11
赤レンガレラス(道庁前イチョウ並木南側)の西側通路の植込み。 4株程を1組にして根曲竹でまとめる。 大抵の冬囲いはこれでおしまいなのですが、ここの冬囲いは、ドウダンツツジを縛った縄を根曲竹の頂点まで巻き上げている。 この巻き上げがちょっとしたアクセントになっていて、赤レンガの植込みに紅葉したドウダンツツジ、赤づくしに白い雪、 札幌都心部歩道の冬景色に彩りを添えている。

2017.11
グランドホテル(中央区北1条西4丁目)西側の冬囲い(雪吊り)。 晒竹で三角錐をつくり、 その頂点から縄を落しイチイ(オンコ)の枝に結ぶ。

2018.11.17
普段見かけるアジサイの冬囲いは、縄で縛るだけのものですが、ここの冬囲いは、縄で縛ったアジサイが雪で倒れないように、株の中心に晒竹を立てて、雪吊りのように
縄で引っ張っている。
2018.11.17
近頃、こも・むしろを使った冬囲いはあまり見かけなくなったのですが、ここでは使っているので、その下に隠れいている樹木は何か?と思って見ると、クサツゲのようです。 高さが40cmほどに四角く刈り込んだクサツゲは、やはり、雪の重みで形が崩れるのでしょうか。
ちなみに、一番奥の赤色の四角い刈込はドウダンツツジ、手前の緑色のグランドカバーはヤナギバシャリントウ。

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