冬囲い(その9) 手作り

11月に入ると家の周りの片付けや庭木の冬囲い、来シーズンのための家庭菜園の土づくりなど冬支度を含めて、この時期の一連の作業を行います。  夏に剪定して庭の片隅に放っておいた果樹の枝を細かく切って畑に戻したり、公園にある落葉堆積場から落葉をもらってきて畑に鋤き込んだりと、夏場、我家の食卓を豊かにしてくれた畑の土づくりをします。 また、家庭菜園で使っていた育苗箱やポットなど細々とした道具や資材、肥料などを整理して物入れに保管します。
庭の冬囲いは、以前は根曲竹にこも・むしろを巻いていたのですが、多くの樹木を整理して少なくなったこともあるのですが、むしろは保管するのにかさばることと、冬囲い自体に手間がかかって面倒なことなどの理由で、いまではほとんど冬囲いをしまくなりました。 雪の重みで折れしそうな枝を縄でしばる程度です。

ご近所さんの冬囲いも以前は防寒用に菰(こも)を巻いている庭木を多く見かけたのですが、最近では、それがグリーンやブルーの防風用ネットに変ってきています。 やはり、取り扱いやすさ、保管場所、価格の点で、こも・むしろよりも優れているのでしょうね。

今回は、街で見かけた、一風変った手作り冬囲いです。 2018.11.13
板材、垂木(たるき)、コンパネなど木材を使った冬囲い。

  2018.11.13
左はイチイの冬囲い。 頑丈に出来ています。 右はツツジの雪囲い。 雪囲いはホーマックなどホームセンターに売っていますが、これは手作り?。 これぐらい頑丈に冬囲いしてもらうと、庭木も安心して冬を越せるのではないでしょうか。 2017.11.29
写真は、玄関横のちょっとしたスペースに植えられている3本のドウダンツツジ。
これを囲っている資材は、風呂場に敷く、ところどころ穴の開いたマットレスを薄くしたようなもの。 これはなんて言うのでしょうか?

小振りのドウダンツツジで壁際に植えられています。 雪の重みで枝が折れることもないと思われるので、本来は必要ないものなのでしょうが、家主さんは心配で冬囲いをしたのでしょう。 それにしても、春先、蒸れないのでしょうかね?

 

 

 

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