ジャガイモ 芽かき 

2023.6.2
ジャガイモの種芋を5月1日に植えつけました。3週間後の5月下旬から新芽が出始めました。
2023.6.2
草丈は、株が大きいもので15cm、小さいものは芽がやっと出たところです。 種芋の植える深さや覆土の高さ?深さ?により、この違いが出るようです。
2023.6.2
新芽が5本出ています。10cm程伸びたものが4本と左側にやっと芽を出したものが1本見えます。 これを3本にします。 2023.6.2
1本づつ引っこ抜くのですが、地際で茎を引っ張ると途中(土の中で)で切れて種芋の基部からきちんととれないので、指で少し土を掘ってから、もう片方の手で他の茎を抑えながら引き抜きます。
新芽は1個の種芋から3~6本出るので、1個づつ確認して丈夫そうな太い茎を残して芽かきします。
2023.6.2
芽かきが終わったら土寄せをします。
この作業はしゃがんでするので腰にきます。 4~5個?を終えるたびに立ち上がって腰をたたきながらやっています。 種芋は30個(1.5kg)なので30分ほどで終わるのですが、あまりしたくない作業です。

<ジャガイモは根?>
サツマイモは根の一部が太くなったものですが、ジャガイモは地下の部分にある茎からストロンという細い茎を伸ばしてその先にできます。 なので、サツマイモは根、ジャガイモは茎、なのでだそうです。

<なぜ芽かきをするのか?>
芽かきをしないと立ち上がる茎の本数が多くなります。 面積当たりの収量はおおよそ決まっているので、茎が多いほどストロンの数も多くなり=イモの数も多くなるので、小さいイモの割合が増えることになります。

<北海道の家庭菜園の参考図書には、ジャガイモの「芽かき」という項目がない?>
「『野菜づくりで発見』楽しく育てておいしく食べよう」という冊子を持っているのですが、これはトマトやキュウリなどの野菜の育て方を初心者向けにわかりやすく解説したものです。国の外郭団体?である野菜供給安定基金というところが作成したもので、全国を対象にしているものです。 この冊子にはジャガイモの芽かきについてきちんと説明しているのですが、道内の家庭菜園向き参考図書にはそれがないのです。ちょっと古いですが、札幌市の農務部が作成した「野菜・花の栽培 ー菜園づくりの手引きー」や、北海道新聞社が出している「よくわかる北海道の家庭菜園」や「ステップアップ 北の家庭菜園」には「芽かき」の項目がないのです。
芽かきをしなくても、本州に比べて適当な大きさのジャガイモが穫れるからなのでしょうか? それとも、家庭菜園は別にして、北海道では農家の 栽培面積が広いので、「そんなことやってられない」という意識が農業関係者にあって、それが家庭菜園に影響しているのでしょうか?

 

 

 

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