四季折々に変化する樹木など植物を観察して樹まぐれに日記を書いています。
一昨年、平成24年(2012年)8月26日のブログで、地際の樹肌が全周枯死しているのに樹の上部には実が生り、葉が茂っている樹(エゾノコリンゴ?)を紹介しました。
昨年、平成25年(2013年)9月16日のブログで、その樹はまだ生きていることを確認しました。
そして、平成26年(2014年)8月17日、芸術の森に行って、その樹がどうなっているか?、まだ、生きているか?を確認してきました。
2014.8.17
やはり、完全に枯死していました。
枝先には、小さな枯死葉がついてます。今春、芽出しはしたようです。しかし、早々に枯れたようです。
2014.8.17
枯死した樹の樹肌 生気がありません。
ある程度の成木でも、樹肌(木部:根から水分と養分を葉に揚げる通路)が枯死しても、樹幹内部の木部が生きていて、通常、その部分は水や養分を通す役割をあまり果たしていないのですが、主要部が枯死すると、補足的にその役目を果たすようです。しかし、上部のある葉が生命活動を維持するには十分ではないようで、1~2年は何とか生きているようですが、3年目になると力尽きるようです。根からの水分と養分をほとんど?、相当な割合?で閉ざされて2回の夏を乗り切ったのですが、3回目は無理でした。
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うわぁ、なんだかかわいそうですね…
徐々に弱っていくんですね…
自然は厳しいですね。
でも、こんなふうに観察してくれているひとがいて、
ある意味幸せな樹でもあるのかもしれませんね