ケヤマハンノキ  冬芽

2012.11.24
冬芽はほとんど開出せず(芽が枝にそう)、だ円形で、先が円く、長さ6~10mmあり、毛がはえ、帯赤紫色ないし暗紫色をし、太くて長さ2~5mある柄をもつ。 頂芽はやや太く、予備芽を伴う(写真の冬芽には予備芽は見られない)。 ※短枝では、1個の冬芽が頂生し、2~4個の葉痕がある。芽鱗は托葉起源で、外側の1対と内側の1枚がみえ、ろう質ないし樹脂質でおおわれる。
2013.4.29   芽出し
2個ある冬芽の内、写真上部の冬芽の基部から2本の細長い筒状のものが伸びだしています。 展葉の初期のようです。

※短枝 : 文字通り短い枝のこと。枝には、よく伸びた枝(徒長枝)・その年伸びた枝の基部付近から出る生長の少ない枝(短枝)・その中間の枝(中枝)があり、短枝は組織が充実していて、花芽や実が結実しやすいという性質がある。特に実もの樹種の一部ではこの短枝にのみ花芽を持つものが多いので、枝づくり過程で短枝を多く残すことを目指したい。(コトバンク)

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