マンサク(その3):アメリカマンサク

お久しぶりです。パソコンが壊れてブログをお休みして2週間が過ぎます。
その間に、札幌周辺の山々、街中の街路樹(ニセアカシアとプラタナスを除いて)、公園の樹々はほとんど葉を落としてしまいました。札幌は冬モードに入りました。週始めの月曜日は、その前の晩の降雪と冷え込みで、翌朝の道路はツルツル。今年一番の渋滞です。これから3月中旬までの4ヶ月間、雪に悩まされそうです。
10日の日曜日、所用のついでに森林総合研究所に立ち寄ってきました。ここの樹木もほとんど葉を落としています。園内を歩くと、オオバアサガラの白い枯れ花、ツルウメモドキの果実(黄色い果皮と赤い実)、ウメモドキの赤い実、ニシキギの鮮紅色の葉を落とした後の赤い実が目に留まった程度で、ほとんどが冬枯れ状態です。
しかし、ひとつだけ花を咲かせている樹があります。
RIMG0021 マンサク アメリカマンサク2013.11.10
アメリカマンサクです。
日本原産のマンサクは、春3月下旬に開花しますが、このアメリカマンサクは10月のいつごろからか花を咲かせるようです。
RIMG0020 マンサク アメリカマンサク 2013.11.10
日本原産のマンサクとアメリカマンサクの違いは、開花時期のほかに、萼(ガク)の色が違うようです。日本産は赤みを帯びた濃い紫ですが、アメリカマンサクは花弁と同じ黄色です。
RIMG0022 マンサク アメリカマンサク2013.11.10
それにしても、このアメリカマンサクは、札幌で今頃花を咲かせて実を生らせることができるのでしょうか?
写真を見て気づいたのですが、写真中央に、茶褐色の丸い果実のようなものが見えます。この実は昨年の秋に開花した花の果実なのでしょうかね?それとも、今秋開花した花が結実したのでしょうか?その場で気づいて触ってみれば、最近できた果実か、それとも今年の春にできたもの分かったのですが・・・・。晩秋に花を咲かせるとは面白い習性を持った樹です。再度、現地で調べて、改めて報告します。

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