ミニトマト  は種〜定植(その4) 2回目の移植・鉢上げ

〇 ミニトマト
・は種     4月 3日  セルトレイ
・1回目鉢上げ 4月23日  セルトレイ → 6cmポリポット
・2回目鉢上げ 5月 5日  6cmポリポット → 9cmポリポット
・鉢上げ用土は、畑土:ピートモス:赤玉土(大粒)=5:4:1くらい。

4月3日にセルトレイにタネをまいて、20日後の4月23日に6cmのポリポットに鉢上げ。 それから12日後の5月5日に9cmのポリポットの再度鉢上げ。
2020.5.5
写真は2回目(5月5日)の鉢上げ時の苗。 鉢上げ時の根の状態は、ポットから抜いても根鉢は崩れず適度に根が回っていたので、鉢上げ時期は問題ないようである。 苗の大きさは、本葉が4枚で草丈は15cmほど。 ホームセンターで売っているものに比べ、苗はひょろ長く茎の太さは半分以下。 割箸など何かで支えがないと倒れそうな状態。

苗が軟弱に育つのは日光不足。 一般家庭の室内でタネをまくと、どうしてもこのようになり、これは致し方ないことのようである。

2020.5.5
鉢上げ後窓際に。 潅水時にはジョウロの口からの水の出方を少なくして、土にしみ込ませるように丁寧に。 そうしないと表面の土がえぐれ、苗が倒れそうになる。

〇 トマトの育苗方式(は種〜育苗)
家庭でトマトをタネから育てる場合には、いくつかのパターンが考えられるが、大きく分けると、セルトレイにまくかポットにまくか の2通りになる。
Ⓐ セルトレイにタネをまく ➝ ① 6cmp ➝ 9cmp ➝ 定植
␣             → ② 7.5cmp → 定植
Ⓑ 6cmPにタネうをまく → ③ 9cmp ➝ 定植
␣             → ④ 10.5cmp
上記4つのパターンにも長短はあるが、短所をあげると、
・Ⓐー①の方式は 、鉢上げが1回多くなる
・Ⓐー②は、7.5cmpで定植までの期間(40日程度)持たせるのはきつい。 鉢に根が回り、老化苗になる。
・Ⓑー④は、6p→10.5pになるので、少ない個数なら良いが、少し多くなると、ポットに入れる土もそれだけ必要となる。

以上の点から、Ⓑー③の6cmポットにタネをまき、9cmポットに鉢上げするのがおすすめ。

〇 鉢上げ後の管理
今年は鉢上げ後に好天が続いたので、その後2日目には屋外へ。 5月の太陽と風に当たって茎は堅くしっかりしだす。 週間天気予報を見ると、今月中旬の気温は高めに推移するようなので、昼間は外に出し夜は玄関に入れて管理する予定。

ミニトマトにとって札幌のこの時期(5月上旬)の気温は、暖かい日中は屋外に出してしっかり光に当てることは必須トマトは光に対し敏感な作物で、照度が強いと葉数・葉面積の増加が大きく葉肉は厚く、茎葉量/草丈比の大きな強剛で充実した苗に生育する。 タキイ種苗 トマト) しかし、曇りや雨の日は少し寒く、また、夜間はどうしても低い夜温から保護してやる必要がある。 それで、この時期はトマト苗を外に出すか?屋内に入れたままにするか?の判断に迷うことがある。

 

毎朝、玄関から外に苗を出して、苗1個1個に潅水しながら、茎が硬く太くなってくるのや葉の枚数が増えてきて6枚の苗があるなど、大きくなってくるのを見るのは楽しみなのですが、出し入れと潅水が少々面倒なので、畑に定植できるまで後何日?と思いながら世話をしています。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA