プラム(その3)

ゴールデンウィークも今日で終わります。 今年は天候に恵まれ、それ以上に気温が平年よりかなり高かったために、例年なら、この期間にエゾヤマザクラが満開を迎えるのですが、今年はすっかり花びらを落としてしまいました。 その代りというのも変ですが、5月上旬にライラックとヤエザクラが咲き始めました。 平年に比べると2~3週間早いようです。札幌に長く住んでいますが、この2種の花がこんなに早く咲いたのは初めてのことように思います。 札幌も毎年これくらいの陽気(暖かさ)のゴールデンウィークだと本当にありがたいのですがねぇ。

プラムの花も咲いています。
プラム
2015.5.6
花弁は5枚で、雄しべが目立ちます。 花の大きさは、1~2cmくらいで、エゾヤマザクラやサクランボ(セイヨウミザクラ)に比べるとはっきりと小さいです。 イメージとしてミネザクラと同じくらいという感じです。
プラム2015.5.6

プラム2015.5.6
この樹形は自然樹形ではなく、栽培用に剪定されています。 樹の大きさは3~5mで、収穫しやすいように横に広がる樹形に剪定されています。

プラム2015.5.6  プラム果樹園
南区を南北に分けて流れる豊平川沿いに果樹を栽培している地帯があります。 場所的には、石山~豊滝~定山渓までの区間で、そこを車で走ると道路沿いにリンゴ、モモ、サクランボなどの果樹を見ることができます。 いまはちょうど、リンゴ、ナシ、モモ、サクランボ、プラムなどの花が咲いています。 私も道路沿いからこの写真(高坂果樹園さん)を撮らせてもらいました。
この地帯は、栽培面積はそれほど広くはないのですが、春はイチゴ、夏はサクランボ、秋にはリンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、ブルーベリーなど6月~10月まで1シーズンを満遍なく収穫できるように小面積多種栽培で、収穫体験ができる観光農業地帯です。 道路沿いには直売所が建っていて、春から秋までそこの農家さんがつくった果樹や野菜が販売されています。

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