四季折々に変化する樹木など植物を観察して樹まぐれに日記を書いています。
2012.9.8
我家に、植えて16~17年程経つプルーンがあります。品種は「サンプルーン」か「シュガー」のどちらかなのですが、ラベルををなくして忘れてしまいました。10年?程前から実をつけるようになっています。毎年、開花終了後の5月下旬と6月~8月上旬に、2~3回薬をかけているのですが、気がつくと、糸のような細い透明な液体が垂れ下がる実が多いのです。カメムシによるものかな?と思ったりもしながら、その原因は分からないまま現在に至っています。
しかし、今年は薬をかける時期を開花中に変えてみました。その理由は、我家にはプルーンのほかに小さい樹ですけれどウメとナシなどがあり、それらの開花が終わるのを待って農薬をかけていたのですが、ある人の話では、「果実の場合、春先の開花後の薬かけが一番重要で、花が終わったら直ぐかけなければならない」ということらしいのです。それで、今年は思い切って開花中にかけてみました。開花中にかけると、受粉がうまくいかないことが心配だったのですが。そんなことお構いなしにかけてみました。
心配をよそに、普段の年と同じようにいっぱい実を付けています。農薬による受粉への影響はないようです。
そして、今年は7月になっても、プルーンの実から糸のような細い透明な液体が垂れていないのです。開花中に薬をかけたことが功を奏したようです(それが正しいかどうか不明ですが、自分ではそう思っています。)
これらの結果、今年は食べられる実がたくさん生りました。そんなこともあって、干しプルーンをつくってみました。(本題に入る前の前段が長くて失礼しました。)
2012.10.7
約30個 プルーン1個の重さが20g~30gでしょうか。合計約750gのプラムを炊飯器(3合)に入れます。
2012.10.7
インターネットで調べると、プルーン2kgに砂糖を500gと書いてあるのですが、甘さ控えめでプルーンの上にパラパラと約100gをふりかけました。そして、炊飯器を10時間保温状態に保ちます。写真は、保温後のものです。
2012.10.8
天日に干す前のプルーンです。
2012.10.8
天日干し1日目のプルーンです。
2012.10.11
10月6~8日の晴天三日間、天日干したプルーンです。20~30gあった生プルーンが7~8gになっています。
味は?というと、市販されているアメリカ産のプルーンに比べて、皮に弾力性があり、嚙みちぎりにくいです。しかし、果肉は柔らかく甘酸っぱさがあり、なかなか美味です。
作り方が至って簡単なので、お勧めです。天日干しの良し悪しが味に影響するのなら、今回は好天に恵まれて乾燥(天日干し)がうまくいきましたが、毎年このような天候に巡り合えるかどうかです。収穫をもうすこし早めて、天日干しをするのがいいのかも知れません。
にほんブログ村
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
ブログを見ていただいて
ありがとうございます。
樹について、
自分で感じたこと、
試したこと
を綴っていきますので、
時おり、立ち寄ってください。