サラサウツギ(その1)

近所の畑の片隅に咲いているサラサウツギが満開です。
065 サラサウツギ2012.7.2
サラサウツギは、ウツギ(ウノハナ)の八重咲種です。白い花弁に外側のピンクの色合いがかわいさと上品さを兼ね備えています。サラサウツギは古くから栽培されている品種だそうですが、公園などに植えられているタニウツギやベニウツギ ほど街中で見かけません。もっとあってもいい種類と思うのですが・・・・・・。
010 サラサウツギ2014.5.31
細長い株の形状は、雪の重みで枝折れや倒れるのを防ぐために縄で縛るためです。枝先を毎年剪定(切り詰める)して株高を2mほどに抑えているようです。
009 サラサウツギ2014.5.31
5月中旬に新葉を出し、5月下旬枝先に花(円錐花序)が伸びてきます。
015 サラサウツギ2014.6.20
外側の花弁がピンクなので、つぼみもピンクです。
004 ウツギ 八重2011.7.12
062 サラサウツギ2011.7.12
049 サラサウツギ2012.7.22
<余談その1:大通公園西7丁目>
大通公園西7丁目南東側通路沿いにサラサウツギが植わっています。6月末、写真を撮りに行ったのですが、あいにく、花フェスタが開催中で、その花は会場に設営されていたテントの裏になってしまっていました。裏にまわって咲いている花だけを撮ってきました。
015 サラサウツギ2014.6.22
<余談その2:名前の由来>
サラサ(更紗)を広辞苑で調べると、
① 五彩で、人物・鳥獣・花卉など様々の模様を手書き或いは捺染(なつせん)した金巾(かなきん)または絹布。もとインド西岸のスラタやシャムから渡来、今は西洋から輸入、わが国でも産出する。印花布、花布。
② 花の色で紅白うちまじってサラサに似たもの。
“更紗模様”とか“更紗染め”という言葉を聞くと、異国情緒のある、高級な、そんなイメージを持ちますが、サラサウツギは他のウツギ類に比べると確かにそんな雰囲気を持っていますよね。だから“更紗”がついたのでしょう。

にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA