幹径:3cm 幹径:20cm 、幹径:30cm
名前のとおり樹皮は白色で目立ちます。 幼若木の樹皮は薄い膜状になっていて、指で摘まんで引っ張ると横に薄くはがれてきます。
幹径:約40cm
たまに、髭模様?への字模様?のあるものを見かけます。 模様中央に枝痕(しこん)があります。 樹皮ハンドブックによると、
「時に橙色を帯びる固体があり、ダケカンバに似るが、本種はへの字形の枝痕が特徴」
とありますが、この枝痕を持つ個体が必ず橙色を帯びる固体でもないようです。
シラカバの樹皮はいつ頃から白くなるなるか?
上の写真の幼木の樹皮も白色で、樹齢2~3年で主幹は白くなるようです。 しかし、主幹から伸びる枝は2~3年で白くはならないようです。
左の写真は、雑木林の中に生えているものですが、上部の立ち枝に白い枝が見られますが、 多くの枝は黒い樹皮のままです。 一方、右の写真の独立木は下枝から白くなっています。 これらを見ると、太陽光の受け方、強弱も樹皮の白化に影響しているように思えます。