スイカ 初めての挑戦

一昨日、前回(6月10日)のブログ「平成29年度家庭菜園植付け完了」で、スイカについて少し言及しています。 今日はそのことについてもう少し詳しく書いてみます。

我家は夫婦揃って大のスイカ好きで、毎年、お盆の頃に大きなスイカを買うことが恒例になっています。 そんなこともあって、以前からスイカを作ってみたいと思っていました。
しかし、 スイカは地面に這わせて作るので、狭い家庭菜園では無理と思っていたことと、もう一つ、以前、甘露(カンロ:マクワウリ)を植えたことがあるのですが、カンロもスイカと同様寒さに弱いので、ビニールのトンネル栽培でやってみました。 植えたのが2株なのでトンネルも小さくビニールトンネル内の気温が急激に上りやすくなるために、上手に育てるには換気が重要な作業になります。 それは分かっていたので、ビニールにもちゃんと換気用の穴をあけ、しかも、毎朝トンネルをチェックして、晴れて暑くなるようならトンネルの裾を上げるなど換気には十分注意したつもりでした。
しかし、雨が降った翌朝、カァーと照りつける太陽に、カンロの葉は萎れていました。 急いでビニールを剥いだのですが、ぐったりとした葉は回復しませんでした。 その夏に収穫できたのは小さなものが1個だけでした。  そんなこともあって、スイカの栽培などとてもとてもと思っていたのです。

エダマメのタネを求めて中村種苗店に行ったとき、たまたま、その店を訪れた客がスイカの苗を買いに来ていたのです。 その方の話によると、その方は毎年スイカを作っているらしく、スイカを地面に這わせるのではなく、棚方式で作っているとのこと。 仕立て方は、摘心をしないで伸びてきた側枝を伸ばして3本にして、1本のつるに2個のスイカを生らせるのだそうです。 スイカは雄花と雌花があり、人工的に受粉が必要で、苗が1本だけでは上手行かないので2本植えているとのこと。 それで、1本つるから2個生らせるので、2株×3本仕立て×2個で合計12個のスカイを収穫しているそうです。 中村種苗店で売っていた苗は、小玉(紅こだま?)の種類です。

その棚方式の話を聞いて、「やってみよう! 我家の家庭菜園でもできる!!」と思ったのです。 これが初挑戦の経緯(きっかけ)です。

2017.5.23
写真は、5月16日に購入した苗を、その1週間後の5月23日に18cmポリポットに鉢上げしたものです。 買ったときの株高は20cmほどだったのが、定植時(6月6日)には70cmほどの大きさになっていました。 本当は定植時期を6月中旬(10日以降)にしたかったのですが、株が大きくなりすぎると、鉢から株を取り出すときにつるを折るなど植えるときの植痛みを考慮して、6月6日に定植しました。

2017.6.11
現在(6月11日)の株の状態。 株高は1mくらいになって、花が各節に咲き始めています。 小玉の品種の場合、開花後35~40日で収穫できるようですから、とりあえず、摘み取っています。
6月6日の定植後、涼しい日が続いています。 立派で美味しいスイカができるかどうかは、第一に今後の暑い夏にかかっているのですが、野菜づくりの参考図書を読むと、肥料のやり方も重要なようです。 今年は、とりあえず、参考書をしっかり読んで管理しようと思っています。

写真の棚(スイカのつるを這わすもの)の出来栄えは、お世辞にもほめられたものではありませんね。 言い訳をすれば、有り余りの根曲竹と園芸用ポールで作っているから でしょうか? それにしても、へたくそですね。

 

 

 

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