シャスターデージー?

住宅街を自転車で走っていて見つけました。 個人の庭(畑)にきちんと植えられている “ シャスターデージー ” を。
ちょうど、そこの持ち主、初老のご夫人が草むしりをしていたので、
「この花は何ですか」と尋ねると、
「デージー」とだけで、「シャスターデージー」とは答えてくれませんでした。
その花の名前は特定できませんでしたが、普段道端で見かけるフランスギクと違って、花にボリューム感があります。 おそらく、シャスターデージーではないか と思うのですが・・・・・。二つを比較するために、1本、シャスターデージーを頂いてきました。

Exif_JPEG_PICTURE 2016.6.29
フランスギクに比べると草姿がコンパクトにまとまっています。

シャスターデージー 2016.6.29
左:シャスターデージー、草丈約60cm、 右:フランスギク、草丈約90cm
触ってみると、シャスターデージーの方が茎は太くしっかりしていて、葉も分厚い感じ。
シャスターデージー 2016.6.29
上段がフランスギク、下段がシャスターデージー。
花は明らかにシャスターデージーのほうが大きい。 花弁1枚1枚が大きい。
葉は、写真右側が地際に近いもので、左側が上部の花に近いもの。
葉での違いは、下段のシャスターデージーの地際の葉はヘラに似た形状をしていますが、上段フランスギクは中裂しています。

フランスギク : ヨーロッパ原産の多年草、広く花園に栽培される。 地下あるいは地に接して多く分岐して束生し、全体が無毛、根生葉は越冬し、濃緑色、へら形、長さ6~9cm、やや長柄あり、へりに大型の粗きょ歯があり、表面は光沢が強い。
(牧野新植物図鑑)

栽培されるフランスギクの花も道端に咲いているフランスギクより、シャスターデージーのようにしっかりした株になる可能性が高いので、今回見つけた花がシャスターデージーとははっきりと言えないですが、自分としては、とりあえず、これをシャスターデージーにしておきます。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA