トチノキの黄葉

トチノキの紅葉は、かすんだような、ぼけたような、早く落ちてもいいような見栄えのしない褐色です。それは、おそらくいつも見慣れている街路樹のトチノキのせいなんだろうと思います。
1-063 トチノキ 国道230号線
2012.10.27
これは、国道230号線(石山通)の街路樹トチノキです。毎年、7月下旬頃から葉縁が褐色に変わり、8月下旬ともなると、ほとんど緑色を失い、灰色混じりの褐葉になります。都心部のトチノキはこのような紅葉が多い、いやほとんどがこのようです。
1-032 トチノキ
2011.10.28
そして、トチノキの紅葉は、通常はこれぐらいの褐色をイメージする人が多いのではないでしょうか?
1-007 トチノキ
2011.10.28
でも、このように美しく黄葉するトチノキもあるのです。これぐらいきれいに黄葉すると見るに値します。
1-057 トチノキ
2012.10.27
これは、知事公館の中あるトチノキです。橙色というより鮮黄色です。太陽の光を浴びて鮮やかさが一層増しています。
1-057.jpg
2012.10.27
トチノキの黄葉というイメージからかけ離れています。
樹木の紅葉は、その年によって、気温や降水量などの違い、特に紅葉前の天候が大きく左右します。また、場所による違いもあります。、樹木の種類によっての違い、同じ種類でも個々の樹木によってかなりの差が出てきます。面白いですね。これって、葉の中でどのような変化がおこっているのでしょうか?すこし調べてみたいと思います。

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