ツリバナ(その3)

1-012(赤字)2013.2.27
2月の初めに豊平川の河川敷から採取していきました。先週の半ば(2月20日頃)に蕾が開いてるのに気づいたのです。が、それから一向に花軸が伸びてきません。写真を撮る際にじっくり見てみると、つぼみに水気がなく枯れてしまっているようです。冬場の乾燥気味になる一般家庭の居間では、ツリバナのような繊細な花は咲ききれないようです。
1 冬芽
1-019 ツリバナ(赤字)2012.11.24
ツリバナの冬芽は、細長い円錐形をしています。長さは1cm弱~2cm弱でしょうか。この冬芽は赤褐色ですが、緑っぽい色をした冬芽もあります。
1-018 ツリバナ(赤字)2012.11.24
ツリバナの枝の付き方は対生で、そしてその特徴は、枝の先に冬芽をつけることです。このような枝の付き方をする樹種、似かよった枝の出し方をする樹に、ニガキがあります。しかし、ニガキの冬芽は丸いので、すぐにその違いはわかります。
2 名前の由来
牧野新日本植物図鑑によると、
吊花という意味で、これは花や実が垂れ下がっていることにもとづく。
3 Data
・科名 ニシキギ科
・属名 ニシキギ属
・学名 Euonymus oxyphyllus
・花期 5月中旬~6月
・分布 日本、南千島、朝鮮、中国
※ツリバナの花や樹姿などをご覧になりたい方は、右側のカテゴリー“ツリバナ”をクリックしてくだい。

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