マンサク(その2)

4月入ってからの週末は曇りがちの日が多く、外で写真を撮ってもいまいちきれいな写真が撮れないために、出かけようとするインセンティブが沸きません。それでも、日曜日の用事で出かけたついでに、森林総合研究所に立ち寄ってきました、目的はマンサクの花を見るためです。この時期に札幌で花を咲かせる樹はマンサクしかありません。(今年は、ナニワズは雪の中です)
1-RIMG0001(赤字)2013.4.14
開花といえば開花ですが、花弁が丸まっていて、つぼみと開花の中間というところでしょうか?
1-005 マンサク2011.4.11
一昨年の2011年にこの場所を訪れたときは、4月11日に開花していました。おそらく4月初上旬に開花しているようです。今やっと咲きだすマンサクは、やはり今冬の1月~3月の寒さが原因なのでしょうね。
1-003 マンサク2011.4.24
<余談> 北大植物園は、冬期間(11月4日~4月28日)は休園(温室は通年可)で、春のオープンは4月29日です。ここ3年程は毎年ゴールデンウィークにここを訪れるのですが、植物園の正門を入って最初に迎えてくれるのがこのマンサクです。花は最盛期を少し過ぎているのかもしれませんが、それでも株全体に淡いクリーム色の花を咲かせています。 1-002 マンサク (マルバマンサク)2012.4.30
ゴールデンウィークと言っても、咲いている花といえばパンジーやキバナノアマナなどの下草類が主です。樹木ではコブシくらいで、園内のほとんどの樹木は枯れ木同然です。そこで、オープニングに確実に花を咲かせてくれるマンサクを正面入口を入った直ぐ前に植えて来園者を迎えようとしているのです。これは,半年近い長い冬を終えてやっと開園を向かえ、まだ緑豊かなでない植物園を訪問してくださった来園者へ少しでも春を味わってもらいたいと植物園を管理する方の心遣い,今風に言えばを「おもてなしの心」の表れなのでしょうね。

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