四季折々に変化する樹木など植物を観察して樹まぐれに日記を書いています。
今日(4月21日)は久しぶりにきれいな青空が拡がりました。朝7時頃の豊平川の河川敷です。前回3月27日にブログで紹介したときは雪に覆われていましたが、すっかり雪もとけ景色は一変しています。あと2週間もすると、樹木も芽吹き始め、景色全体がうっすらと緑っぽくなってきます。
2013.4.21
これは、札幌の中心部から約15km離れたところの豊平川です。遠くに見える山々には雪が残っています。河川敷に生えている樹木の多くはヤナギの仲間です。枝先がもやっと白っぽいのはヤナギの花序とそこから出てきた黄色の花のためです。
2013.4.21
この一帯の植生は、十年~数十年の一度程度洪水に見舞われれて植生が一新するためか、ヤナギ類、ケヤマハンノキ、ドロノキ、ニセアカシアなど荒地や裸地に最初に根付くパイオニア樹木が多いようです。そのなかで、樹冠全体がもやっと白っぽい樹々が見えます。朝7時過ぎの太陽に照らされたヤナギの花(花序)です。
2013.4.21
すこし見づらいですが、枝先が赤っぽいです。オノエヤナギなのでしょうか?
2013.4.21
これはバッコヤナギです。おそらく
2013.4.21
枝先の白い花序が膨らみ始めています。これはなんという種類のヤナギでしょうか?
札幌は、いまちょうど、ヤナギの白い花序が膨らみ、小さな黄色い花が咲き始める時期なのです。長かった冬が終わり、今やっと遅い春の本番です。(例年ならもう少し早いかも?)
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札幌周辺でもようやく春の「始まり」、ですね
ヤナギ類をはじめとする河畔林、先駆林は不安定な条件下にあるようですが、
これも一つの自然のかたちなのでしょうね
湿原などもそうですが、こうした植生や自然環境というのは貴重になりつつあるものの、
不安定である故に、人による保護・保全が難しい一面もあります
北海道の樹木の春本番、とても楽しみです!
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やっと、本当にやっと春が来ました。
今日は気温が16℃前後まで上がり、
防寒着を着なくても、快適に外出できました。
このような穏やかな天候は今年初めです。
木々が芽吹いて辺りの樹木が緑色になるにはもう少し時間が必要ですが、
ウワミズザクラ、エゾニワトコなどは芽吹いてきています。
札幌の春が始まりました。